花の慶次の原作「一夢庵風流記」を読んだ感想

 広島から無事帰ってきました.今回は,前回のコンビニでお好み焼きという悲惨な事態を避け,本場のお好み焼きを食べてきました☆

一夢庵風流記 (集英社文庫)

一夢庵風流記 (集英社文庫)

 出張の新幹線の中で読破.世界で一番傾いた(かぶいた)漫画であり,僕のバイブル「花の慶次 〜雲のかなたに〜」という漫画の原作です.いつか読もう読もうと思っていたのですが,ついに読みきりました.はっきり言って名作です.全日本人が読むべき本,全米が濡れます.これはもはや古典です.僕は3度泣いて2度濡れました.物語の最後で,慶次の詠んだ詩の引用があるのですが,その箇所で新幹線の中一人号泣しました.
 驚いたのが,漫画が想像以上に原作を再現していたことです.一番の違いは,原作での朝鮮編が琉球編に置き換えられていること,カルロスが原作にいなかったのが残念でした.原作の漫画では省かれた部分,また漫画オリジナルの部分,両方とも見るべき価値があるので,漫画,原作共に読破することは必須であると思います.
 こんなサイト見てる暇があったら,今すぐパソコン投げ捨てて,この本を買って読んでください.その方が僕もうれしいです.