えふぇくたくたー その2

 「前回、LEDピカピカで終わってしまっていたエフェクタ製作」の続き。
 とりあえずざっと、システムの全体像を考えてみるの巻。
090205_Block Diagram
090205_Block Diagram posted by (C)karaage
 超しょぼいブロック図

 入力はギター直で、マイコンでゲイン調整して、エフェクト処理して、ゲイン調整して出力はアンプ直。ギターの電圧の振幅が数100mV程度で、マイコンは5Vで動くので多分直接で大丈夫でしょう。出力も同じくらいに電圧レベルをゲイン調整してやればきっと大丈夫ではないかと。
 エフェクトの切り替えは、抵抗分圧式のスイッチつけて電圧を読み取るとかでもよいかと思ったのですが、ちょっとハードルを上げてシリアル通信で切り替えのコマンドを送ろうかと。パソコンとだとUARTなんでしょうけど、音楽ならやっぱりMIDIだろうということでMIDIを使ってみます。MIDIデバイスとの組み合わせで後々色々できると面白いかも。あとは、ステータス表示とデバッグ用途のLCD。まあとりあえずこんなもんでしょうか。

090205_PSoC LCD
090205_PSoC LCD posted by (C)karaage
 さっそく、デバッグ用のLCDをつけてテスト表示させてみる。

 LCDに文字を出すのって、実はマイコンだと結構大変らしいのですが、このマイコンはLCDの仕様に合わせた関数を自動で生成してくれるので、表示させたい文字を引数として渡せばOKのお手軽設計。次は音にエフェクトかけるのと、エフェクトを切り替える処理。
 今のところ、完成させる上での最大の問題は、自分がだいぶ面倒くさくなってきたということ。3回目は無いかもしれません。ドラクエが発売されるまでに完成できなかったら、多分一生完成できないでしょう。