大人の科学の付録8bitマイコン「Japanino」とデジタル一眼レフを使って微速度撮影に挑戦してみよう(後編)

 「前回Japaninoでデジタル一眼レフの制御」までできたので、いよいよこれを使って微速度撮影(タイムラプス)に挑戦してみようと思います。

 というわけで、大学の後輩でカメラ好きの@swinging_bird さんと早速近くの公園にいって撮影してきました。

Japaninoで微速度撮影
 まずは、Japaninoをカメラに固定。めんどいのでテープで固定しちゃいました。良い子はもうちょっと工夫しましょうね。

Japaninoで微速度撮影
 まさかこのカメラが自動でシャッターを切り続けているとは、夢にも思うまいて。

 あとはひたすら待つのみ、今回は5秒に1回で約2時間撮り続けたので、7200/5で約1400枚撮りました。待っている時間は、iPadいじったり、バトミントンや凧揚げして時間を潰しました。実は凧揚げしている僕が動画に写っていたりします。文字通り一瞬ですが。

 写真を撮り終えたら、撮った大量の静止画を動画にしましょう。今回はMacだけでやりました。やり方は、まずiMovieのプロジェクトに写真ファイルをドラッグアンドドロップ。次に写真を「Command+A」で全部の写真を選択した後、表示時間の設定を最小の0.1秒にしてやります。

微速度撮影 iMovieスクリーンショット
 こんな感じね。どれでもいいので画像の左下をクリックしてクリップ調整を選ぶとこのポップアップが出て来ます。

 その後、「共有→ムービーの書き出し」でいったん動画を出力。その後、もう一回iMovieで動画を読み込ませて、動画の速度を333%にしましょう。これで大体30fps(1秒に30コマ)となり、なめらかな表示になります。

微速度撮影 iMovieスクリーンショット
 こんな感じね!一回クリップ調整からクリップを変換って作業をすると速度が変えられるようになります。

 そんなこんなで完成。初めてにしてはイメージに近い物が撮れました。結構面白かったので、また挑戦する予定です。