ドラゴンズドグマに見るカプコンのバイオ4リサイクルシステム

 最近、久しぶりに「ドラゴンズドグマ」というクソゲー(私にとって褒め言葉)に嵌っています。社会人になってから、ほとんどのゲームを途中で投げ出してしまう自分にしては結構やっている方だと思います。

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 これがゲーム画面。PS3ってゲームのスクリーンキャプチャPicasaにアップロードできるんですね、ハイテク(死後)です。
ちなみに真ん中が主人公で「からあゲイツ」という名前の魔法使い、左のぽっちゃり系女子が「ジョブズ」というバーサーカー的キャラです。グリフォンを倒しに打ち捨てられたお城に乗り込むというゲーム内屈指の名シーンです(多分)。

 面白さは、画面の奇麗さだったり、細かくカスタムできるキャラメイキングだったり、自由度の高さだったり、ネットワークを介したサポートキャラのやり取り等色々あるのですが、個人的には、最近のカプコンのゲームで流行のバイオ4のシステムを使い回しているのが大きいのかなということ。
 最近のカプコンの凄いところは、バイオ4のシステムを使い回してうまく別のゲームを作っていること、結構雰囲気をうまく変えているので騙されがちですが、よーく見ると根幹部分は同じで、マップとか武器とかキャラのグラフィックとか変えているだけじゃん!という感じ。もちろんグラフィックはパワーアップしてたり、キャラの数や武器の種類、攻撃方法(魔法)とか色々追加したり、味付けを変えているんですけどね。

 個人的にはバイオ4は好きなので、まんまとカプコンの罠に嵌っているわけですが、ほんとこのシステムはドル箱だと思います。こういう効率的に(一見すると)新しいソフトを開発する手法っていうのは、ゲーム業界から学べるんじゃないかなとか思います。あんまり使い回しばっかもどうかなとは思うんですけど、大規模化した開発だと新規開発って難しいのでしょうね。