浜松の竜ヶ岩洞が思いのほか珍スポットだった件

竜ヶ岩洞

 この前、浜松旅行の記事を書いたのですが(満足満腹浜松旅行「さわやか」から「浜松餃子」まで - karaage. [からあげ])竜ヶ岩洞が予想以上に凄いスポットだったのでちょっと個別に記事を書いてみます。

竜ヶ岩洞周辺写真

 もう周辺からしておかしいです。うまくこの雰囲気をフレームに納められないのが悔しいです。

周辺

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とぼけたドラゴン

140518_Ryugashidou 4竜がいます


140518_Ryugashidou 5この竜目が光って煙を吐きます

貞雄の像

140518_Ryugashidou 6貞雄の像。この時点では何の説明もないので全く意味不明の像です。

意味不明なもの

140518_Ryugashidou 8これ、あかんやつや

140518_Ryugashidou 9見たことの無い飲み物があるのも珍スポットの特徴です。飲もうか迷ったのですが、自動販売機が壊れているかランプから判断できなかったのと、スカッと…の含みを持たせた三点リーダが怖くてついに飲めませんでした。後で調べたら普通に美味しい飲み物のようでした。

顔出す奴

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 顔出す奴も定番ですね。ちなみにコウモリも飼われていました。何故かコウモリ傘も一緒に入っていたのが珍スポットを感じさせます。

鍾乳洞の写真

 鍾乳洞の中は普通の鍾乳洞でした。途中滝とかもあって結構見応え有ります。

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資料館

 出口付近には鍾乳洞の資料館があります。ここでこの鍾乳洞が戸田貞雄という人が76歳から突然鍾乳洞を掘り始めて2年半で開通させたという衝撃の事実が明らかになります。珍スポットにありがちな、ある日突然思い立ったり神のお告げをうけた人がつくっちゃうタイプのやつです。

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 売店では、竜ヶ岩洞物語なる漫画が500円で平積みされて売っていました。

 恐らくこの表紙の人物が貞雄に違いない。一人でこの鍾乳洞作ったのかあまりに謎過ぎて(資料館の年表では生まれたあとすぐ76歳になっている)、Amazonで売ってないことを確かめた上で購入しました。

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 震える手で読み進める

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 いきなり名言。このページの名言だけでも500円の価値ありです。

竜ヶ岩洞物語

 後で調べてみたら、この漫画長らく絶版になっていて入手困難状態だったのが、最近再販開始したものだったようです。きっと見込みを間違えて刷りすぎたのでしょう、大量に隙間無く平積みされていました。私が購入したらそこだけポコっと凹んだので多分1000人に1人くらいしか買わないのだと思います。

 ただ、この竜ヶ岩洞物語中々熱いです。貞雄(76)と仲間の運命の出会いから始まり、貞雄の半生、鍾乳洞の完成と中々ドラマティックで読み応えがあります。これを読むと入り口のドラゴンとか貞雄の像が生まれたわけがわかったりして、また違って見えてくるから不思議です。
 また貞雄の鍾乳洞で地元に貢献しようという地元愛も伝わってきます。鍾乳洞もかなりにぎわっていますし、ただの珍スポットとは違う立派な観光名所ということがこの漫画を読むとよくわかります。そんなわけで、ぜひ竜ヶ岩洞にいったら漫画「竜ヶ岩洞物語」を買いましょう。Amazonでは買えません!

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 竜ヶ岩洞物語のレビュー書きました。