SF作家 平井和正先生哀悼

平井和正先生の思い出

 SF作家の平井和正先生が亡くなりました。自分にとって、平井和正先生はリアルタイムの世代では無いのですが、何故か読んだ本が多い作家です。

 たしか平井先生の本を初めて読んだのは、中学生のころ祖父母の家で本棚にあった誰が買ったか知らない死霊刈り(ゾンビー・ハンター)が最初でした。

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)〈1〉 (ハルキ文庫)

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)〈1〉 (ハルキ文庫)

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)〈2〉 (ハルキ文庫)

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)〈2〉 (ハルキ文庫)

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)〈3〉 (ハルキ文庫)

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)〈3〉 (ハルキ文庫)

 
 暇だったのでゾンビーという古くさいような怪しげな響きに引き寄せられるように読んだのですが、そのエログロ、ハードな内容と衝撃のラストに当時中学生の自分のハートと股間は完全にノックアウトされてしまいました。その後は、順当に本棚にあったウルフガイ・シリーズの中二的な内容にハマっていった覚えがあります。

平井先生は漫画が熱い

 平井先生は小説家ですが、やはり平井先生の世界観が生きるのは漫画じゃないかなと思います。ウルフガイも、ゾンビーハンターも漫画化されていて、こちらは結構今でも読みやすいかなと思います。

ウルフガイ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

ウルフガイ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

死霊狩り (Vol.1) (Beam comix)

死霊狩り (Vol.1) (Beam comix)

 ちなみに、ゾンビーハンターはリバイバルで、漫画は韓国人の漫画家さん。新暗行御史とか描いている人で絵がうまいです。

 まあでも一番熱いのはなんといってもスパイダーマンでしょう。

スパイダーマン (1) (MFコミックス)

スパイダーマン (1) (MFコミックス)

 あのサンクチュアリ等多数の名作を生み出した池上遼一先生との奇跡のタッグ。なんと最後の方は、下記の記事のように、スパイダーマンに一切変身しないという凄い展開になっています。


平井先生の後継者

 そんな平井先生の熱い魂を引き継ぐひとといったら、まっさきに平井先生の訃報に反応した七月鏡一先生しかいないでしょう。

 ジーザスや闇のイージス等、平井先生の中二魂を受け継いだ数々の作品が印象的です。今後も期待大です。

ジーザス(1) JESUS (少年サンデーコミックス)

ジーザス(1) JESUS (少年サンデーコミックス)

闇のイージス 1 (ヤングサンデーコミックス)

闇のイージス 1 (ヤングサンデーコミックス)

 しかし、ジーザスでや闇のイージスで描かれていた中東のテロリストの危険性を近くに感じるようなときがくるとは思っていませんでした。悲しいことに現実には七月先生が描く楯 雁人のようなスーパーヒーローはいないんですよね。