3Dプリンタで作れるオープンソースのトイレンズ「FAB-LENS」

FAB-LENS

 面白そうな製品があったので紹介。

monoist.atmarkit.co.jp

 以下上記記事からの引用です。

レンズ部やフード部、マウント部などをそれぞれユニット化することで、誰でも簡単にレンズや絞りの追加・交換が行える3Dプリンタ製トイカメラレンズを実現した。

また、同製品を構成する3Dモデルデータはオープンソースとして全てインターネット上に公開されており、ユーザーが自由にカスタマイズ用のパーツを製作したり、その3Dモデルデータを他のユーザーに向けて公開したりできる

 公式サイトの動画も中々ワクワクする感じです。

FAB-LENS from Ichiri Takamatsu on Vimeo.

 トイレンズのユニットのデータは以下のサイトで全て公開されているとのこと。

www.thingiverse.com

 誰でもカスタムできちゃうのがよいところ。今のところCANONのEFマウントだけしか販売していませんが、例えばマイクロフォーサーズマウントに対応とかもすぐできてしまいそうですね。

オープンなものづくり

 この製品で面白いなと思ったのは、このレンズシステムがものづくり系ベンチャのYOKOITOさんの運営する「fagora」というものづくりスペースで開発されたという点。

http://www.3dprinter-lab.jp/client/detail/12/www.3dprinter-lab.jp

 DMM.Make AKIBAのCEREVOさんといい、こういうオープンなものづくりスペースから新しい製品がどんどん生まれるのがこれからの時代のものづくりなのかなと感じますね。最近愛知にできたCre8base KANAYAMAさんとかからも、新しい製品が生まれたりしたら面白そう。むしろ生み出したいくらいですね。

学生ベンチャーが3Dプリンターでカメラレンズを作ってみた【トイカメラ】 | Un-industrial (非産業化)
 FAB-LENSの誕生秘話(?)の記事