幻のコンクリート像作家 浅野祥雲先生を追い大弘法像を巡る(前編)

大弘法像を巡ろう!

 前回訪れた五色園のことを色々ネットで調べていたら、園にあった浅野祥雲なる人物の作品であることがわかりました。そしてこのお方一部ではかなり有名人だったみたいです。wikipediaとか関連ページ見続けていたら半日終わってしまいました。そして調べていくうちに、実家近くに「尾張5大弘法」と呼ばれるコンクリート製の仏像があり、その中にいくつか浅野祥雲先生作のコンクリート像があるということなので、428(チュンソフトの傑作ゲーム)もクリアしたことなのでゴールデンウイークの締めくくりに大弘法像巡りすることにしました。

新居大弘法

なんと実家から歩けるくらいの距離にありました。灯台下暗しとはこのことか。

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でかい、そしてデジャヴュが、早速ビンゴか?

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近くで見たとこ。この独特の雰囲気。これは間違いないでしょ!

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不動明王像もありました。滝の質感がシュールw

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弘法像の横側に浅野祥雲の銘が!間違いないですね。

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満足。地元の景色を記念撮影して次に向かう。

後で調べたことろ、この像が浅野祥雲先生の最古にして最大の像らしいです。こんなえらいもんが地元にあったとは。

印場大弘法

印場駅のすぐ近くのお寺の境内にひっそりと佇んでいました。

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うーむ、これは違うような。浅野先生の銘も見つからず。ということでさっさと次に向かう

小幡大弘法

次は小幡緑地公園の北東にある弘法像。ひっそりと佇んでいました。

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でーん、うーん。これも違うような。

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放置されているようで、周りの仁王?像も痛みがひどい。あるはずのもう一体は欠片しか見当たらなかった。

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裏にまわると、何故か空洞が!?

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中は掃除道具と落書きでいっぱいでした。秘密の階段は無し

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付近はお地蔵さんが一杯でした

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首無し地蔵も多数あり。中にはこんな感じに代わりの顔がおかれているものも

そんなこんなで結局こいつも浅野先生の作ではなさそう、ということで残りの2つの弘法像に期待を託し次に向かうことに。

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野良のネコちゃんのお見送り

写真も多くなってきたので次回に続きます。果たして浅野祥雲先生の作品を発見することはできるのであろうか?