CEREVO「SmartTrigger」とは
ちょっとしたツテで面白いカメラグッズを手に入れたので紹介します。SmartTriggerといって、これ一台でiPhoneとデジタル一眼カメラ(含むミラーレス)のリモートシャッタになってしまう超便利グッズです。実は一時期買おうか結構迷っていたものだったので手に入れることができて本当嬉しかったです。
購入や、対応しているデジカメは以下のサイトから確認できます。
Cerevo SmartTrigger スマホ連携 デジタル一眼 レリーズ CDP-ST01A
- 発売日: 2013/08/14
- メディア: Personal Computers
SmartTrigger外観写真
箱は結構おしゃれな感じ
ほどよいサイズ感です。ケースの中に単四電池が1本入ります。2年間交換不要らしいです。多分Bluetooth LE(Low Energy)を使っているから省電力なのでしょうね
「SmartTrigger」使い方
スマホと連動
スマホの場合は、SmartTriggerとスマホがあればOKです。専用のSmartTriggerというアプリをダウンロードして起動しましょう。スマホのBluetooth機能をオンしてから、アプリを立ち上げましょう。
ここで、画面の指示に従ってSmartTriggerの電源を入れると接続できるようになります
これでSmartTriggerのボタンを押すとiPhoneのリモートシャッタが切れるようになります。簡単ですね。
デジタル一眼レフと連動
デジカメと連動する場合は、別売りのデジカメ機種ごとの専用ケーブルでデジカメとSmartTriggerを接続してから、スマホでSmartTriggerアプリを立ち上げてBluetoothでSmartTriggerと接続してやります。すると、今度はスマホでデジカメのリモート撮影ができるようになります。
オプションでインターバル撮影や、タイマー撮影に加えてジャンプした瞬間を撮影する機能もあるので、みんなでジャンプして記念撮影ということが簡単にできてしまいます。
感想
安いけど、スマホだけしか対応していない製品や、デジタル一眼レフのリアルタイムモニタまで対応しているけど馬鹿高い製品はあるのですが、こういうスマホとデジタル一眼レフ両方に対応していて、そこそこのお値段と、痒いところに手が届くような製品は非常によいですね。
Amazonで、繋がりにくいというレビュもありましたが、今のところ自分は失敗することもなく順調です(iPhoneで、SmartTriggerのファームウェアをアップデートして使用しています)。最近はWiFiに対応したデジタル一眼も増えていて、必要性は薄れているかもしれませんが、少し古いデジタル一眼レフをまだまだ活用したいという人にはうってつけではないかと思います。
自分は、最近生まれたばかりの子供の写真ばっかり撮っているのですが、自分と子供が一緒に写っている写真を撮るのに大活躍しています。
スマホだけに対応している安いリモートシャッタ
dc.watch.impress.co.jp
馬鹿高い高機能リモートシャッタ
話題のメーカCEREVOさんに関して
この製品を作っているCEREVOさんというメーカに関して少し説明したいと思います。最近、アニメ(PSYCHO-PASS)に出てくるドミネータという銃や、Makerが喜んで買いそうな、各種センサのつまったBluetoothモジュール等、尖った製品を次々と市場に投入している話題のメーカです。
試作から量産まで幅広くカバーしたIoT開発モジュール「BlueNinja」発表 | Cerevoからのお知らせ
「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観をリアルに体験できる「ドミネーター」開発 | Cerevoからのお知らせ
社長の岩佐さんは、元々パナソニックの社員だったのですが、大企業だとどうしても数百億レベルの利益を求められて、なかなかこういう尖った製品を出せなかったので、ベンチャーにスピンアウトしたという方です。
パナソニックとも共同開発したりして関係は良好なようです。理想のベンチャーと大企業の関係ですね
そして社長のブログは、はてなダイアリーだったりしますw
社長のインタビュ記事
http://www.procommit.co.jp/feature/individuals/iwasa/ (リンク切れ)
ベンチャーにスピンアウトしたくなる気持ちは、自分も痛いほど分かります。でも、凄いのは本当に独立して会社を立ち上がられるところですね。正直自分にはその決断はできそうにないので、素直に尊敬すると同時に自分が少し恥ずかしいです。