からあげの爆発加工でPhotoshop入門

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レタッチスキルを上げたいなと思いPhotoshopの練習をしてみました

 Photoshopを触ってみようと思ったきっかけは、noteのCXO深津さんのツイートでした。

 練習1日目で凄すぎません!?ともかく、感化されやすい私はすぐ「自分もやってみたい!」と思い、紹介されていた本をKindleで爆速で購入しました。

 早速買ってみたものの、爆速で積ん読してしまい、あろうことか一ヶ月ほど放置していました。そんな中、なかなか写真を撮りにいけない今日この頃になってしまい、ふとレタッチ本を買ったことを思い出したのです。というわけで、家にいてもできるレタッチをやってみようと思い立ったわけです。

からあげで爆破シーンを作る

 パラパラ本をめくっていたら「爆破シーンをつくる」という項目があって「これだ!」と思い、早速チャレンジすることにしました。ところが、肝心の爆破素材は、本にダウンロード先のリンクはあるのですが、残念ながら本の学習用途以外には使用不可(ブログにもアップできない)とのこと。

 アウトプットドリブンで学習する自分にとって、この制約はなかなか厳しいです。というわけで「無いものは作ろう」の精神で爆破シーンをつくるために、爆破素材を作るところから初めてみることにしました。

 幸いにも、からあげ画像を爆発画像のように加工するという記事があったので、今回はこちらを参考にしながら爆破素材を作ってみることにしました。

今話題の唐揚げが爆発のようにみえるコラをやってみた【Photoshopチュートリアル】 | bitAシコウラボ

素材準備

 幸いにも、からあげ画像ならたくさんあります。というわけで、今回は過去のからあげレビューの以下記事のからあげ画像を使用することにします。

 右クリックでダウンロードします。

素材切り抜き(自動背景除去)

 最初に思ったのが「素材を切り抜くのとか超めんどくさい」でした。

 でも、そんな心配は無用でした。Photoshopは面倒臭い素材の切り抜きとか全部やってくれます。最高です!

 やり方は、新しいレイヤーに画像をコピペします。そのあと、レイヤーの属性で「レイヤーに変換」を選択します。

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 続いて「背景を削除」を選択します。

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 すると、あら不思議。背景がキレイさっぱり無くなりました。これ特に何も指定しておらず、全部自動です。驚異的じゃないですか?

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からあげの爆破加工

 切り出したからあげを加工していきます。

 明るさ・コントラストレイヤーを作成して、明るさ「150」コントラスト「100」まで上げます。

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 続いて、トーンカーブレイヤーを作成して、下図ような感じで調整します。

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 続いて、フィルター機能の「ぼかし(放射状)」を選択します。設定は以下くらいにしました(からあげの形によっては、試行錯誤して値を探った方が良いかもしれません)。

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 フィルターをかけたら、こんな感じです。爆発している気がしてきましたね。 

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からあげ爆破加工画像の活用

 爆破画像ができたら、早速活用してみましょう。適当な写真に重ねるだけです。

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 ミクさんとからあげ爆発

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 工場とからあげ爆発

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 手の平から次々とからあげが出てくる呪い

まとめ

 Photoshopの入門としてからあげで爆破画像を作ってみました。だいぶ間違っている気もしますが、何事もチャレンジということでご容赦ください。RAW現像ソフトのAdobe LightroomのAdobeフォトプランに付いてくるPhotoshop、今まで全く活用できていなかったので良い機会にもなりました。

 Photoshopって、操作系が独特な印象ですが、レイヤーというアニメでいうセル画的なものを重ねて絵をつくるという感覚と、強力な画像加工機能が多数あるということを抑えておけば、初心者でも何かしらはできるような気がしてきました。特に背景除去は強力なので、思ったより手軽に過去に撮影した写真を組み合わせて遊べそうです。

 写真が好きな人だと「加工は邪道だ」という人もいるようですが、私はカメラ作ったり、そもそもカメラ使わずディープラーニングで写真を生成したりするタイプなので、何のこだわりもためらいもありません。なかなか写真を撮りにお出かけも難しい今日この頃ですし、期間限定という言い訳して新たなチャレンジするのも良いのではないかなと思います。

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