1セットのキーボードとマウスでマルチデバイス(複数PC/複数OS)制御環境構築

f:id:karaage:20220304001447j:plain:w640

マルチデバイス制御環境を構築しました

 REALFORCEの高級キーボードR3を購入したのをきっかけに、1セットのキーボードとマウスで複数OSの複数PCを制御する環境を構築してみました。

 使用したキーボード(REALFORCE R3)とマルチペアリング対応のマウス(Logicool M720r)の詳細に関しては以下記事参照ください。

 具体的にどのような環境を構築して、どんな感じに使っているか紹介したいと思います。

マルチデバイス制御環境の詳細

 以下の図のようにMacbook AirとWindows/Linuxを切り替えられるゲーミングPCの2台、3つのOSを1セットのキーボードとマウスで制御しています。

 Gaming PCはデスクトップ機で、WindowsとLinuxが切り替えられるようにしてあります。詳細は以下記事参照ください。

 Gaming PCとREALFORCE R3は有線で、Logicool M720rとはUnifyingで接続します。これは、デスクトップ機にBluetooth接続が無いのと、USBのBluetoothデバイスを接続しても接続が安定しなかったためです。キーボードは有線でも私は全然気にならないのですが、マウスはどうしても気になってしまうのでLogicoolのUnifying接続をしています。Unifying接続はLinuxでも安定して使えます。Macbook AirのBluetoothは、両方とも何の問題もなく繋がります。

 キーボードは、以下の通り最小限の変更をして、Windows/Mac/Linuxで同じキーマップを使用しています。

  • Caps Lock -> L-Ctrl
  • 無変換 -> IME off / eng(Mac)
  • 変換 -> IME on / kana(Mac)

 これは、単純にキーボードの切り替えがキーマップまで変更するのがめんどうなのと、私がなるべくデフォルトの設定に近い状態で使用したいからです(デフォルトPCの操作で戸惑いたくないため)。

 Macbook Airは以下の写真のようにクラムシェル(ディスプレイを閉じた状態)にして、スタンドに立てて使用しています。 f:id:karaage:20220304001447j:plain:w640

 こうすると、スペースを確保できてスッキリします。ただ、クラムシェルにすると当然ディスプレイは減ってしまいますし、Touch IDの指紋認証ができなかったりするので、クラムシェルにせず開いて使っても良いかなと思います。

 また、もしLinuxが構成に無ければREALFORCEも無線にして、Logicool M720rもBluetoothで接続したと思います。Linuxに非対応のLogicool FlowもWindows/Macなら問題なく使えます。Logicool Flowを使えば、画面端にポインタを移動してのPC切り替えや、PC間のコピー・ペーストも簡単にできて便利そうですね。

まとめ

 1セットのキーボードとマウスでマルチデバイス制御環境を構築する方法を紹介しました。

 実際、2週間ほどこの環境で使用していますが、かなり快適です。やはりキーボード1つ分(今回はMacbook Air)が机から無くなるとスッキリしますね。切り替え時間も、手元でできるので慣れればすぐ切り替えられますし、ずっと気に入ったキーボードとマウスを使い続けられるのはよいですね。

 気に入った入力デバイスを使い続けたい。少しでも広い机のスペースを確保したい、マルチデバイス制御環境に興味があるという人は、是非記事参考にしてみてください。

関連記事