コテンラジオでエジソンに改めて興味を持った話
最近、コテンラジオのニコラ・テスラの回を聞いています。当然エジソンの話も結構出てきて「そういえばエジソンってどんな人だったっけ?」と急に気になってしまいました。子供の頃、子供向けの伝記で読んだエジソンは「努力の人」「発明王」という印象ですが、ある程度大人になってからは、テスラとの対立含めてだいぶヤバい人という印象も強かったのですが、コテンラジオを聞いてより一層気になってきました。
エジソンの激ヤバエピソード
エジソンが小学校を3ヶ月で退学になったのは有名なエピソードですが、冷静に考えるとここだけで相当ヤバいです。当時のアメリカの感覚は分からないですが、それにしても相当特殊だったのではないかと思います。
さらに激ヤバなのが、電信技師時代のエピソードです。エジソンは鉄道会社で夜間勤務をしていて、列車の衝突を防ぐために一定時間ごとに本部に電信で安全確認を送る仕事をしていました。この仕事が退屈だったエジソンは、なんと「自動電信送り出し機」という装置を勝手に発明して、機械に信号を送らせて自分は寝てしまったらしいです。本部の人が様子を見に来たら、装置が勝手に信号を送っている横でエジソンは爆睡中。即座にクビになったらしいです。
他、有名なのはやはりニコラ・テスラとの確執の話ですね。エジソンは直流電気、テスラは交流電気を推していたのは有名ですが、エジソンは「交流は危険だ」ということを証明するために、公開の場で動物を使った感電死の実験を行ったらしいです。ヤバすぎでしょ。極めつけは、電気椅子による処刑方法として交流を採用させて、「ウェスティングハウス式処刑」というテスラの交流技術を採用していた会社の名前を冠した呼び名をつけたそうです。
一方のテスラは、自分の身体に100万ボルトを流して交流の安全性をアピールしたらしいです(ピカチュウ??)、ほんと電波系の変態大戦争ですね。
「99%の努力と1%の才能」
エジソンで有名なのは「天才とは99%の努力と1%のひらめき」という名言ですね。これ、原文を知らない人も多いと思いので以下に引用します。
Genius is one percent inspiration, ninety-nine percent perspiration
実は「inspiration」と「perspiration」の言葉遊びなのがポイントなので、日本語訳とは結構ニュアンス違ってくるかなと思います。1%のインスピレーションが99%の努力と同じくらい(それ以上に)重要と捉えられることもあるようです。ちなみに、テスラは「もしエジソンが針を藁の山から探すとしたら、彼は藁を一本一本調べるだろう。しかし少しの理論と計算で、彼の労力の90%は省くことができる」ということを言ったそうです。自分は昔は、エジソンの名言の日本語訳はイマイチかなと思ってましたが、今はこのテスラの話とインパクト含めて、原文以上の名訳かもしれないなと思っています。
まとめ
コテンラジオをきっかけにエジソンのこと調べてみたら結構面白かったという話でした。子供のころ伝記で読んだ偉人のヤバいエピソードとか、大人になって知ると面白いですね。
他の偉人についても調べてみたいですね。日本だと、パッと思いつくのは野口英世と手塚治虫でしょうか。もし他にもヤバいエピソード持っているおすすめの偉人知っている人いたら是非こっそり教えてください!