Lightroomのプリセット
Lightroomに限らず、多くのRAW現像ソフトはお気に入りの設定(プリセット)を保存することができます。できるのですが、設定いじって上書きしちゃって元に戻せなくなったり、バックアップしてなくて消えてしまったりとなかなか活用できないことが多い今日この頃です。
こういった設定ファイルを管理したりバックアップしたりするよい方法ないかなと思っていたのですが、よく考えたらプリセットの実体は、設定値を羅列したテキストファイル、要はプログラムの設定ファイルのようなものなのでGitHubで管理するとよいのじゃないかなと思ったわけです。
GitHub何?って人は下記記事参照下さい。
以下GitHubの基礎知識がある前提で、どのようにGitHubでLightroomのプリセットを管理していくかを簡単に説明していきます。よくわかんないけど、プリセット無料でゲットしたいという人はこの記事の最後の「LightroomのプリセットをGitHubで管理している人達」というところだけ見て下さい。
プリセットのGitHubでの管理方法
プリセットのフォルダの場所を調べる
まずはプリセットの場所を調べます。Lightroomを起動してメニューからLightroom -> 環境設定
を選択して、プリセットのタグを選択。すると、下記のようが画面が出てきますので、Lightroom プリセットフォルダーを表示…
というボタンをクリックします。
すると、プリセットファイルを格納しているフォルダが出てきます。
GitHubで管理したいフォルダの作成
ここに好きな名前でGitHubで管理したいファイルを置くフォルダを作成してやりましょう。ここでは例えばGitHub
というフォルダにします。
こんな感じね
あとは、ターミナルを開いて $ cd
を入力したあと、GitHubで管理したいフォルダをドラッグアンドドロップ。すると以下のように表示されるので、エンター押せばプリセットのフォルダに移動できます。
$ open .
とかすればFinderでフォルダを開けます。
プリセットファイルの保存
適当なプリセットを、上記のフォルダに保存しましょう。自分は以下の記事で作成したFakeHDR風のプリセットをFakeHDR.lrtemplate
という名前で保存しました。
GitHubにアップロード
GitHubで、リポジトリを作成しましょう。Lightroomのプリセットを管理するリポジトリにはlightoom-presets
みたいな名前をつけるのが慣習みたいです。あとは、プリセットを保存したフォルダで以下のように実行すればGitHubにプリセットをアップロードできます。
$ git init $ git add FakeHDR.lrtemplate $ git commit -m "first commit" $ git remote add origin https://github.com/karaage0703/lightoom-presets.git $ git push -u origin master
例えば、パラメータを弄ってGitHubにpushしても、以下のように過去どういう変更をしたかという履歴が残っているので便利。もちろんバックアップにもなりますね。
LightroomのプリセットをGitHubで管理している人達
ひょっとしたらと思い、Lightroomとかpresetで検索したら、やっぱり同じようなこと考える人はいてGitHubで管理されていました。よくGitHubわからないよという人も、下記サイトにいって、右側にあるDownload ZIP
というボタンをクリックしましょう。解凍すると、たくさんのプリセットをゲットできます(拡張子が .lrtemplateというファイルがプリセットね)。あとはこれらのプリセットを「プリセットのフォルダの場所を調べる」で調べたフォルダに移動してからLightroomを起動するだけです。
ちなみに自分のLightroomのプリセット管理しているリポジトリは以下です。もしよければお使い下さい。
まとめ
GitHubは、プログラムだけじゃなくてこういうテキストの設定ファイルを保存するのにも便利ですね。
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