社畜に関して
フミコフミオ先生の記事に触発されてしまいました。
そういえば、以前友人の依頼を受けてメルマガに社畜に関するコラムを一時期連載したこともあったりしました。
うん、でもちょっとブラックというかどす黒くてブログには書けないですね。そんなわけで今日はフィクション、ファンタジ、ファンタスティックの3Fストーリ、SF(すこし不思議)ストーリを書きますのであくまでどこか遠い星の出来事として読んでください。ほし。
大企業で残業100時間を定常的に超えると何が起こるか
私はいわゆる大企業(売り上げ一兆円は超えてるらしい)だけど、東京で社名を言うと「えっ?」聞き返される程度の微妙な会社に勤めています。大きい会社だとよくあるらしいのですが、部署によって全然文化が違ったりします。
私、ではなくて私の友人がいる部署では定常的にプロジェクトが炎上しており大半の人が会社のルールを超えて100時間以上残業しているような状態だったみたいです。怖いですねー、恐ろしいですねー。ちなみに精神を病んでしまい、会社の図書館にしか行けなくなってしまった人がたくさんいたりします。怖いですねー、そんなことがこの法治国家でありえるのでしょうか。
そんなある日。ついに来たみたいです。メンス!ではなくて、労働局の査察です。なんでも友人の部署では全員が人事からインタビュを受けたらしいです。結果、社畜は臨時ボーナスと引き換えに何かを失い、真の社畜はお金以外の何かを得た気分になり、当時のマネージャは全員処分を受けたらしいです。噂によると、会社から実に○百万円分の臨時ボーナスを受け取った人もいたらしいです。税金も相当なものだったそうですが。
ちなみに、私…ではなかった、私の友人はというと奇跡的にそのとき超ホワイトなプロジェクトにいたらしく、全然仕事しておらずボーナスゲットし損ねたらしいです。残念!そして、私の友人(仮)は、その後また炎上プロジェクトに巻き込まれ「こんな場所にいたらダメになる!」と悟りめでたく別の部署に異動したらしいです。しかし異動先では、一足早く残業代ゼロ制度が適用されており、残業代という概念そのものが無かったとさ。めでたしめでたし。社畜からあげの戦いは始まったばかりだ!
コメント
- 労働局は来るときは来ます。明らかな違法残業を見て見ぬ振りしているマネージャはご覚悟を
- 労働局へのタレコミも有効かもしれません。もし自身や大切な人が長時間労働で苦しんでいたら一縷の望みをかけてタレコムのもよいかもしれません
- 36計逃げるにしかず!限界を迎える前に逃げる勇気も大切です。逃げることは恥ずかしいことではありません。時と場合によっては勇気と分別のある誇るべき行為です。転職はかなり大変ですが、大きい企業だと隣の部署に行くだけで全然違う文化だったりしますので、まずは部署移動を狙ってみるのもよいかもしれません
- 残業は1日1時間って高橋名人が言ってました