僕は太った猫 2005年05月24日

 内定が出てからやる気がおこりません.研究とか凄いしたくないです.先週まで「とにかく内定欲しい」とか「内定出たら研究と勉強バリバリするぞ」とか思っていたのに,そんな気配これっぽっちもありません.というよりむしろ就職したくなくなってきました.だって働きたくないんです.入社した後同期と仲良くなれる気(なろうとする気)がこれっぽっちもないんです.もうほんと僕は最低ですね.でも僕のそんなところ,嫌いじゃないです.

 就職活動も終わったので少しだけ就職活動について書いておきます.今になって思えば,特に何もしなくても内定を頂いた会社には入れたように思います.「就職活動で成長した」という話をよく聞きますが,僕は何一つ成長しませんでした.まあ新聞の見方が変わったり,社会の仕組みだったりがちょっとだけわかりましたが,そのくらいじゃ成長とは言えませんし.ていうか成長したって何だよ?背でも伸びるのか?
 大事なのは,意思を持って会社に入ることではないかと僕は思います.たとえばいくらパンキッシュな格好をしても,そこに意思がなければただのファッションパンクなわけですよ.「社会にも重力に逆らってやるぞ!」「会う女みんな犯してやる!」みたいな熱い思いがあって,初めてほんもののパンクになれるわけです.つまり大事なのはどこの会社に入ったかではなく,そこに意思があるか無いかだと思います.
 正直,来年から働く会社は就職活動するまで,まるで興味も行く気もなかったとこなのですが,就職活動を通して,「この会社でこんなことがしたい」という意思を持つことができたのが,1番就職活動をしてよかったなと思ったところです.いや,まあ今は行く気を失っているわけですけど.

 だらだら書いてきましたが,内定がもらえるかどうかは結局は運です.と僕は思っています.別に内定たくさんもっている人が偉いわけではないです.そんな人が偉そうに就職を語りだしたら適当に流すのがいいでしょう(僕の周りには幸いそんな人はいませんでしたが).
 内定が出るのを待っている間,落ちたらどうしようかとかなり悩んだこともあったのですが,やっぱりどこの会社へ入ったとしても僕は僕なんですよね.別に会社のために生きているわけでもないし,大きい会社の人間が大きい人間でというわけでは決してありません.当たり前のことですが大切なことなのではないかと思います.今の時代,最初に入った会社で人生が決まるわけじゃないですしね.

自己つっこみ:自分ながらわりといいこと書いてありますね.同期と仲良くなれる気(なろうとする気)がこれっぽっちもないという部分は恐ろしいほど当たっています.とりあえず今の会社に入ったのは失敗でした.しかし,なんだろう「僕は太った猫」という意味不明なタイトルは…自分の事ながら何を思ってこんなタイトルをつけたのかとんと思い出せません.