カバー画像は生成AI EXPO in 東海のウェブサイトから引用
生成AI Expo in 東海
11/15〜17の3日にわたって行われる「生成AI Expo in 東海」の3日目、名古屋会場で登壇しました。
テーマは「生成AIを用いた人間のコミュニケーション拡張」で、講演・ワークショップが開かれていました。開始から参加したので、簡単にレポートを兼ねて記録を残しておきます。
レポート
オープニングセッション
テーマのコミュニケーションに関わる「日本とグローバルなコミュニケーションの違い」「日本企業とグローバルカンパニーのコミュニケーションの基準について」といったテーマのトークセッションでした。たまに、海外の人とも仕事することあるので、あるあるというか、共感が大きかったです。
途中紹介のあった、コーチングAIは面白かったです。私も実は落ち込んだときにAIになぐさめてもらうことが多いので、参考になりました。
生成AI時代に生きる私たちの人間性と倫理観
仏教の経典をNotebookLMにいれるとか、400年のサイクルで大きな転換期(最澄・空海→親鸞等)がきていて、今まさに転換期かもしれないとか、生成AIによる死生観の変化など面白い話でした。
古代ギリシャで、スコレー(暇)→スクールの語源
個人的に、仏教とAIはめちゃくちゃ可能性を感じているので興味深かったです。
「推論から考えるAIの未来とコミュニケーション」
Tanuki開発者の1人のMさんによる、LLMの推論の話。サッカーやビリヤードの話からAIの推論(演繹、帰納)の話のつなげ方が見事でした。
「生成AI時代のAI独学法-生成AI EXPO in東海Ver-」
私の登壇です。資料は以下です。
途中痛恨のPCトラブル。なんとか、最低限のリカバリーはしましたが、申し訳なかったです。この手のトラブルは、どうしようもないところはありますが、少しでもできることとして、PCはこれを言い訳機に買い替えですね。
大規模基盤モデルによる第4次AIブームの到来
中部大学の藤吉先生(言わずとしれたAI画像認識の第一人者です)による生成AI、主に基盤モデルにフォーカスしたお話。
私がコメントするのもはばかられますが、CNN、Transformerなどの専門的な話を、一般の方にもわかるように噛み砕いて、めちゃくちゃ分かりやすく説明してくださっていました。流石でした。
牛久先生のJSTムーンショットで作っているAIサイエンティストの話は、Sakana AIとの違い含めて興味深かったです。
トークセッション
しぶちょーさんがホスト役で、藤吉先生と私でのトークセッション。藤吉先生と並んでお話するなんて恐れ多すぎでしたが、和やかな雰囲気で色々お話できました。内容は多岐にわたりましたが、割愛いたします。
IKIGAI Lab × CDLE名古屋企画
AE Expoの振り返り、コミュニティの話等。
会場Fab Cafe Nagoya
会場のFabCafe Nagoyaさん。はじめてのFabCafe Nagoy(FabCafe Tokyoには一度行ったことがあります)でしたが、とても素敵な会場でした。
屋外にもテントが準備されていました。隣の公園ではヨガをやっている人がいてピースフル
カレー美味しい!
手作りレモネード美味しい
3Dプリンタは、おなじみBambu Lab
まとめ
生成AI Expoに登壇、参加させていただきました。PCのトラブルなどはありつつも、トークセッション含めて楽しまさせていただきました。
イベントには、とても多くの人が参加されていて、生成AIの東海地方での盛り上がりを肌で感じることができました。イベントは、運用・ゲスト等とてもクオリティが高かったと思います。このようなイベントに登壇できたことに、あらためて感謝したいと思います。関係者、参加のみなさま本当にありがとうございました。
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