
Raspberry PiのカメラモジュールでRAWデータ
Raspberry Piのカメラモジュールに関して色々調べていたら、なんとRAW出力できるらしい記述を発見。しかも、Adobe DNG形式に変換できるソフトも公開されていました。これでLightroomでRAW現像できるじゃん!と試してみました。結論からいうと、うまくいっていない(上記の写真のような色になる)のでそれでも良い方のみ続きをみてください。
RAW出力に関しての記事
Adobe DNG形式にコンバートするソフト
4. Advanced Recipes — Picamera 1.13 Documentation
カメラモジュールのRAW出力に関する仕様
RAWデータ生成方法
RAWデータ保存して、Adobe DNG形式に変換する方法です。
Raspberry Piセットアップ
省略します。以下を参照にセットアップください。
RAWデータ保存
標準のraspistillコマンドに--rawオプションつけるだけ。具体的には以下コマンド。
$ raspistill --raw -o raw.jpg
これでraw.jpgという名前でRAWデータが保存されます。ファイルサイズは10倍近くになりますが、写真の違いは自分には全然わかりませんでした。
Adobe DNG形式へのコンバート
raspirawインストール
以下コマンドでraspirawをインストール。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install libjpeg-dev $ git clone https://github.com/illes/raspiraw $ cd raspiraw $ make $ sudo cp raspi_dng /usr/local/bin/
あとは以下コマンドで変換できます。
$ raspi_dng raw.jpg raw.dng
libjpeg-devをインストールしているのは、makeのときcannot find -ljpeg的なエラーが出てて、githubのissue見たら、libjpeg-dev入れろみたいなこと書いてあったので追加しています。makeするときはネットにつなぐ必要があるので注意(とRead meに書いてある)。
DNGに変換すると、Exifデータは消えてしまうのですが、Exiftoolというソフトを使うと元データのExifデータをコピーできるみたいです。
以下でインストール
$ sudo apt-get install libimage-exiftool-perl
以下で実行
$ exiftool -tagsFromFile raw.jpg raw.dng -o raw_exif.dng
写真比較

通常のjpeg画像

RAW画像
Why RAW Data People????
なんか変な色になってしまいます。現像でパラメータ調整しても全然うまく調整できない。
まとめ
というわけでうまくいっていません。何か間違っているのだろうか…元サイトも英語なのでよくわかりません(内容がマニアックなので日本語でも分からない気がしますが…)。また今後もしうまくいったら続きを書きます。誰か詳しい人がいたら教えてください。
追記:ゼロから作るRAW現像という素晴らしい記事のおかげで、RAW現像することができました。以下記事参照下さい