ラズパイ(Raspberry Pi)再入門
様々な用途に産業用から趣味まで幅広く使われるシングルボードコンピュータ、Raspberry Piことラズパイ(やけに説明口調)。
最近、あんまり触れてなかったので、このブログでもとくに取り上げていなかったのでが、最近、再入門をしています。再入門した主なきっかけは以下ですね。
- 新しいOS
- 新しいカメラモジュール
- 献本いただいた書籍
それぞれ少し紹介したいと思います。
ラズパイの新しいOS
Raspberry Pi OSがアップデートしてBullseyeと呼ばれるバージョンになっていました。
Bullseyeのデフォルトの起動画面。壁紙は前の方が好きかも(笑)
昔は結構コツが必要だったので、セットアップ記事とか書いていたのですが、最近は、セットアップも楽になり初心者でも比較的簡単にセットアップできるようになっています。
なので、特にセットアップ記事とか書くこともなくなっていたのですが、カメラモジュールのPicameraがPicamera2になったのと、まだβ版ということで動かなかったので、久しぶりにセットアップ的な記事を書いてみました。
ラズパイで試行錯誤するの、久しぶりでなんか楽しかったですね。そのうち誰でも簡単にセットアップできるようになるかと思います。
新しいカメラモジュール
久しぶりに衝動買いしてしまった高解像度オートフォーカスカメラモジュール。
Raspberry Pi用高解像度オートフォーカスカメラモジュール(16 MP)
特に使いみちは考えていません(笑)
セットアップ方法は先程紹介した記事に記載しています。
高解像度オートフォーカスカメラモジュールには、特別なセットアップが必要で、実施すると通常のRaspberry Piカメラモジュールは動かなくなってしまうのが気をつける点です。
あと、今はなかなか在庫が安定していないのが玉に瑕…
献本いただいた書籍
ラズパイを再セットアップしたタイミングで、日経BP様よりmatsujirushi さんの「ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略」、工学社様より大澤 文孝さんの「Remotteではじめるリモート操作アプリ開発」を献本いただきました。
ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略
ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略は、ラズパイを使った電子工作をしたい初心者にピッタリの本です。特に、ハード詳しくない人は、実際に動かしてみてもその動きが正しいのかそうでないのかを確かめるのがなかなか判断できないと思います。
この本では、実際に様々な電子部品を動かす方法だけでなく、どのように動いたのかをデータをとって示しているので、正しく動いているか、本来どうあるべきなのかがバッチリわかります。迷いそうなところや使いこなしのノウハウまでカバーされているので、初心者が電子工作に入門する最短ルートをショートカットできるような良書だと思います。
追記:書籍に関するイベントの動画アーカイブ、資料、イベントページへのリンクを以下に追記しました。書籍を購入しようか迷っている人は、参考になるかと思います。
『ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略本』の歩き方! - Speaker Deck
著者から直接聞いちゃおう!『ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略本』の歩き方! - YouTube
著者から直接聞いちゃおう!『ラズパイ自由自在 電子工作パーツ制御完全攻略本』の歩き方! - connpass
Remotteではじめるリモート操作アプリ開発
こちらは「Remotte」という手軽にIoT機器を遠隔操作するための機能を提供するプラットフォームを解説した書籍です。ラズパイの本というわけではないのですが、アプリケーション例として、ラズパイを手軽にIoT機器にする方法が書かれています。具体的には、ラズパイを介して、リモートでUFOキャッチャーをできるようなシステムを開発します。めっちゃおもしろそうですよね。
リモートでネコと触れ合うシステムを開発しているので、Remotteを応用できないかなーと試行錯誤しています。サーバーとしてWindows PCが必要になってしまうのが、自分にとってはちょっとネックです(その点はご注意を)。
まとめ
最近、ラズパイに再入門しているという話を書きました。ただ、紹介しておいてなんなのですが、今から始めたいという人は、現在半導体不足で入手困難なのが最大のハードルですね。Amazonはぼったくり価格なので、電子部品ショップを探し回るのが良いかなと思います。スイッチサイエンスとか、KSYさんとか秋月電子さんあたりですかね。最近は、たまに在庫をみかけることも増えてきました。よろしければ、以下記事も合わせて参照してみてください。