
AIで66ページの漫画「風雲!苗木城」を作りました
AIを使って、本編66ページの漫画「風雲!苗木城」を作りました。
漫画はnoteで全部無料公開しています。よかったら、まずはこちらを読んでみてください。
今回は岐阜県中津川市にある苗木城へ実際に行って、現地で撮った写真、城に残る伝承、私が描いた信じられないくらい雑なラフスケッチをAIへ渡して作りました。
以前にもAI漫画を作ったことがありますが、そのときと比べると作り方が大きく変わりました。前回は1ページずつ苦労して描いていたのに、今回は自分が売れっ子漫画家の編集者になったような感覚で、66ページを作ることができました。
AI漫画を書くために苗木城に取材に行く
苗木城は、木曽川を見下ろす岩山に築かれた山城です。天然の巨岩を利用した石垣が特徴的で、城跡からの眺めもかなり良いです。2026年は築城500年にあたります。
前から行きたかった場所でしたが「ここを舞台に漫画を作ったら面白いかも」とふと思い立ち、実際に現地に行ってみて取材して漫画を描き上げました(AIで)
1ページずつの作画からAIエージェントへ
AIで漫画を作るのは、今回が初めてではありません。2025年末には、Nano Banana Proを使ってSF漫画「青の箱庭」を作りました。
「青の箱庭」は、20ページを1ページずつ生成して作りました。キャラクターの参考画像とページごとの指示を毎回送り、気に入らないページを何度も作り直したので、かなり大変でした。
今回は、自分で開発しているAIアシスタントソフト「xangi」とOpenAIのCodexを使いました。
前回は20ページへかかりきりでしたが、今回は3倍以上となる66ページを、体感では同じくらいの時間で作れました。しかも、私が作業へ張り付いている時間は大幅に減っています。
まさに、売れっ子漫画家の編集者になった気分です。「ここを直してください」「この展開は分かりにくいです」とお願いして、あとは出来上がるのを待つだけです。
詳しい制作方法や、私が描いたラフスケッチ、現地で撮影した写真は、noteの投げ銭特典として簡単に載せています。あくまでおまけなので、漫画を気に入って応援したいと思った方に見てもらえたらうれしいです。
まとめ
苗木城へ行って漫画を思いつき、現地写真と雑なラフスケッチをAIへ渡したら、本編66ページの「風雲!苗木城」が完成したというお話でした。
前回のAI漫画では、人間が1ページずつ生成画面に張り付いていました。今回はAIエージェントへ作業を任せ、人間は方向を決め、選び、違和感を指摘する役へ移りました。約7か月で、AI漫画の作り方が結構変わったという印象です。
苗木城のようなニッチな題材でも「面白そうだから作ってみる」ができるのは、AIの面白い使い方だと思います。今回の方法なら、次はもう少し長い作品にも挑戦できそうな気もします。また気が向いたら作ってみようかなと思います。
今回の話は「からあげ帝国放送局」第142回でも話しています。こちらもよかったらどうぞ。