Unityでただ秋葉原をカートで爆走するゲーム「Akiba Kart」を作って公開してみた

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Unityでゲームを作りたい!

 Unityに再入門したいという記事を書いた直後、友人のMatty (id:matty0102)さんが、Unityで早速ゲームを作って公開していました。

 一瞬でゲーム作ってWebで公開するの凄すぎ。さすがです。

 負けじと、Mattyさんの記事を参考に自分も早速ゲームを作ってみることにしました。

Unityで「Akiba Kart」を作る

 Unityではとても簡単にゲームが作れます。Unity Hubの画面で「Learn」を選択すると、いくつか雛形になるゲームが選択できます。

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 Unityの基礎的な操作も身につく内容になっているので、初心者のチュートリアルとしてもうってつけです。

 LEGO Microgame、FPS Microgame、 Karting Microgameとあります。難易度はどれも似たようなものなので、好きなゲームを選ぶと良いと思います。私は「Karting Microgame」を選択しました。

 起動すると、すでにマリオカート的なゲームが動く状態になっています。ここでPublishを選択すると、なんとものの数分で世界に向けてゲームを公開できます。もはやゲーム製作といっていいのかためらうくらいの手軽さですね。

 このまま公開してもよいのですが、せっかくなので少しカスタマイズしてみることにしました。もとからあるコースを取っ払い、代わりに秋葉原の街のモデルを入れます。

 なんと、UnityではJapanese Otaku Cityとして、秋葉原の街の3Dモデルが無料で素材(Assets)として公開されているのです。凄すぎ。

 注意する点は、秋葉原の街の地面と建物のモデルに「Physics > Mesh Collider」を設定することです。全部にまとめては設定できないようなので、地道に一つずつ設定していきます。これをしないと、ゲーム開始した瞬間、カートが無限に落下していきます。

 あとは、カートのパラメータ(スピード)とライトの色合いを調整したら完成です。

「Akiba Kart」

 作ってみたゲームです。ブラウザで遊べます。

 10分間ただ秋葉原の街を爆走するだけです。特にゴールもないので、ゲームと言ってよい分かりませんが、自分はそれなりに楽しめました(笑)

まとめ

 Unityで「Akiba Kart」という秋葉原をただカートで爆走するゲームを作ってみました。無料素材の組み合わせで手軽にゲームが出来て、ネットで公開できてしまうの凄いですね。

 これをベースに工夫していけば、もっとゲーム性高くできそうです。敵キャラを出して、ML-Agentsで強化学習してみたりしてもおもしろそうですね。

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