3DプリンタでRaspberry Pi 3用のいい感じのケースを造形してみた

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3Dプリンタようやくまともに使えるようになってきました

 3Dプリンタを入手してから、四苦八苦していたのですが、なんとかまともにプリントできるようになってきました。

 せっかくなので役に立つもの欲しいなーと思っていたところ、部屋の床に剥き出しで運用しているRaspberry Piが目につきました。

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 これ、以前作った「からあげDashボタン」のサーバなんですよね(詳しくは、はてなニュースに寄稿した以下記事参照下さい)

 家庭菜園の終了に従い、「家庭菜園Dashボタン」と一緒に「やかんDashボタン」のサービスも勝手に終了したら

「なんで勝手にサービス終了するの!許せない!」

 と妻から猛抗議を受けて、慌ててサービス再開したものなのです。サービス運営する人の気持ちが少しだけ分かりました。

Raspberry Piのケースを3Dプリントする

ケースの3Dデータを探す

 というわけで、Raspberry Piの良さそうなケースを3Dプリントしてみることにしました。自分で作ろうかとも考えたのですが、まだまだ3Dプリント自体が怪しいので、まずは実績のあるもので試そうと探したら、とても良い感じの3Dデータを公開しているサイトを発見しました。

 あなたが神か…

 こちらのブログの管理人の@norifumi さん、偶然にも私と同じ3Dプリンタ(正確には後継機種のBS01+)を使っているようなので、実績もばっちり!使い勝手もとても良さそうなので、まずはこちらを印刷してみることにしました。

3Dプリント設定する

 基本はデータ読み込んで、印刷するだけなのですが。ちょっとだけ迷ったところは、上のケースを造形するとき。

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 このまま印刷すると、向き的に大量のサポータが印刷されそうでやだな。ひっくり返せないかなと思っていたのですが、最初ひっくり返し方がわかりませんでした。

 色々試した結果、 下図の通りRotation の Xを180入力してEnterでひっくり返り、Auto Positionをクリックすることで正しい位置に自動配置することができました。

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 でも、後からサポータ剥がすの死ぬほど大変だったので、ひょっとしたら元の向きの方が良かったのかも…

ケースを3Dプリント

 後はプリントするだけ!

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 できたー!(実はこのとき初めてまともに造形できました)

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 結構ワシャワシャ…だけど一応形にはなっています

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 バリとかサポータを剥がした図(剥がしきれてないけど)

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 ケースちゃんとはまった!結構精度出てるじゃん!

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 Raspberry Pi 3を入れて見ました。良い感じ!

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 コネクタの穴もばっちり!

Raspberry Pi 3ケースを使用してみる

 早速ケースを使用して見ました。

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 Before(これが)

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 After(これ!)

 ぐっと安心感が出ましたね!

 このケース、FANもつけられるようなのでFAN付けてみるのも良いかも。

まとめ

 初めて、実用的なものを3Dプリントしてみました。「BS01」なかなか上手く3Dプリントできなくて苦労していたのですが、うまくプリントできるとめちゃめちゃ嬉しいですね。会社の3Dプリンタだと、逆に簡単に造形でき過ぎて物足りなくなるかもしれません(笑)

 自分は、3Dプリントできれば良かったので、3Dプリンタ自体には特に興味なかったのですが、こうやって苦労すると3Dプリンタ自体にも色々興味や愛着も湧いてきました。思わぬ副産物かもしれません(横道にそれているような気もしますが)。

 今後は、本来の目的だった、自分で作成したオリジナルのデータのプリントにもチャレンジしていきたいと思います。

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