ディープラーニングで物体検出が手軽にできる「Object Detection Tools」をTensorFlow 2.xに対応しました

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素材提供:「変デジ研究所」 ロンスタさん

「Object Detection Tools」とは

 TensorFlowで物体検出するためのライブラリ「Object Detection API」を簡単に使えるようにするためのツール(スクリプト・設定集)です。詳細は以下記事参照ください。

 「Object Detection API」がTensorFlow 2.xに対応するということで、「Object Detection Tools」も1部TensorFlow 2.xに対応しました。

 詳しくは、Qiitaに記事を投稿しているので参照ください。

 本当はこんなに一気にやるつもりなかったのですが、つい一気に土日の空き時間を全て費やしてやってしまいました。

 気になっていた、EfficientDetやCenterNetも使えるので良い感じです。EfficeintDetは、小さいモデルだと速度も良い感じですね。あとは検出性能が気になるので、じっくり確認していきたいなと思っています。

 ラズパイやJetson Nanoでも動く…と思うのですが、まだTensorFlow 2.xでは試せていません…誰か試したら教えてください。

まとめ

 拙作のツールのアップデートの紹介でした。最近ずっとTensorFlow内蔵のKerasばっかり使っていたので、最初パニックと絶望に襲われていましたが、Twitter上で助けられ、なんとか自分のやりたい最低限のことはできるようになりました。

 TensorFlowで物体検出、意外に手軽に実践するのが難しかったりするのですが、「Object Detection Tools」だとかなり手軽にできるので、興味ある方は試してみてください。

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