USB PDトリガーデバイスを動かしてみました

USB PDトリガーデバイスが届きました。

 Kariya Micro Maker Faire2024で見つけて、興奮のあまり衝動買いしたUSB PDトリガーデバイス。

 boothで購入できます。

 届いたので早速動かしてみました。

USB PDトリガーデバイス動作確認

外観チェック

 手頃なサイズ感

 裏にはサポートサイトへのQRコードが印字されている親切設計

 デバッグ用のエミュレータ付き

動作チェック

 早速動かしてみます。そもそもこのデバイスが何かというと、USB PDの電源から、任意の電圧の出力をさせる機器です。USB PDの仕様をうまくハックして動かしているようです(すごい)。

 好きな電圧が出せるので、要はUSB PDに対応した電源にこのデバイスを組み合わせると、USB電源を簡易の安定化電源として使えるということですね。よく分からないという人は、雰囲気だけ感じてもらえればOKです。

 例えば、以下はトリガーデバイスで9Vの設定をしたら、電源からほぼ9V(8.8V)が出力されている例です。

 電圧、多分本当に出ていると思うのですが、疑り深いのでテスターで確認します。

 ちゃんと電圧正しく出てました。

 15Vも正しく出力できます。

 20VもOKでした。

 USB電源には、このANKERの電源を使いました。

 残念ながら12Vはうまく出力できませんでした(20Vが出てしまう)。

おまけ情報

 エミュレータの接続方法は、以下がオススメとのことです。

 またお手軽に12Vを出力するには、こちらのダイソーの電源がいいようです。

まとめ

 USB PDトリガーデバイスが届いたので早速動かしてみました。電圧をチェックしただけで、電力が必要なLEDやモーターを動かしたり、マイコンの書き換えなどはしていないので、今後はそちらも試してみたいですね。

 今のところ使い道は何も思いついてないですが、きっと何か便利な使い方が出てくるんじゃないかなと思っています。気になった人はboothで買ってみましょう!

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