Python初心者を脱したい
自分が一番使うプログラミング言語がPythonで、量こそそれほど書いてないですが、それなりに長いこと触れています。自分としては、永遠に初心者のつもりで初心者本を読み漁っていました。過去読んで良かった初心者向けの本は以下記事にまとめています。
ただ、初心者向け本だけ延々と読み続けるのもいかがなものと思いなおし、少し(自分としては)骨太な本に触れてみることにしました。
というわけで最近読んでいるPython本を3つ紹介したいと思います。
正確にはどの本も結構前から読みすすめているのですが、全然読み終わっていません。
ちなみにこれらの本を読む前の自分のレベルは以下のような感じです。
一つずつ簡単に紹介したいと思います。
エキスパートPythonプログラミング 改訂3版
誰もが認めるPython骨太本なのではないかと思います。Twitterでたーせるさんにそそのかされて(?)勢いで買ってしまいました。
まじっすか、じゃあ買います。
— からあげ (@karaage0703) January 16, 2022
Google Colabで手を動かしながら学習しているのですが、あまりに骨太で遅々としてすすみません。
最初の方は、Pythonの歴史や、Pythonの種類みたいな軽い内容で「ほうほう、そうだったのか」という感じだったのですが、すぐに難易度加速していきます。
dunderメソッド(__init__()
みたいなやつ)って何?スーパークラスって何?
マングリング(変数の前に _
つけたり__
つけたりするやつ)ってどういう意味があって、_
が1つと2つでPythonの中の挙動はどう変わるか?
みたいなことが自信ない人は買う価値あると思います。
きれいなPYTHONプログラミング
エキスパートPYTHONプログラミングがあまりに骨太だったので、途中で息抜き(?)に買った本です。
エキスパートPYTHONよりは、ややライトで実践的な内容ですが、かなり深いとこまでも書かれています。自分のレベルだと、こちらの本の方が良かったかも?という印象です。
新・明解Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造
これは、上記2冊とはちょっと毛色が変わった書籍かもしれません。ゆるコンピュータ科学ラジオという音声配信番組(YouTube/Podcast/Spotify等各種プラットフォームで無料配信しています)をみたのがきっかけで買いました。
クイックソートの説明が、素晴らしく分かりやすかったです。自分は、クイックソート学生のころ学んだきり完全に忘れていました。
こういう原理原則的なところも、学び直し必要だなと思い、Pythonで「アルゴリズムとデータ構造」という名前がつくこの本を買ってみました。
当然クイックソートをはじめとしたソートは当然として、探索・ハッシュ・スタックとキューといった、コンピュータサイエンスの基本が、Pythonコードと共に解説されています。
フローチャートの書き方や、情報処理試験の過去問とかあるので、情報処理の試験を受ける人にも良いのかもしれません(自分は試験には興味ないので、詳しく知りません)。
ソフト開発会社の新入社員にも良いのかもしれませんが、私はそういう立場の人間ではないので、あんまり信じないでください。
まとめ
Python初心者からステップアップするために読んでいる本を3つ紹介してみました。
AI系に興味ある場合は、「ゼロから作るDeep Learning ❸ ―フレームワーク編」が、まさにPythonでゼロからAIのフレームワークを作っていく意欲的な書籍になっているので、実践編としてオススメです。詳細は以下記事参照ください。
他にも、もし良さそうなPythonのオススメ本ありましたら是非教えてください。