スマートフォン用レトロレンズアダプターを作る
一体なんだ?という話ですが、要は以前作ったZANGI BRONICAと同じです。ZANGI BRONICAって何?というと、昔のアナログなカメラを以下のように改造したものです。
ZANGI BRONICAについて、詳細は以下記事参照ください。
これ、見た目は好きなのですが、とにかく重いのと使いづらかったので、小型化してスマートフォンに対応しようとしたのが今回の発端です。
スマートフォン用レトロレンズアダプターの作り方
作り方を書いておきます。使いたい人は好きなように使ってください。
必要なもの
レンズ
フォーカシングスクリーン付きレンズアダプタ
紙コップ
レンズはEマウントのものです。それなりのお値段です。
レンズアダプタはアリエクで買いましたが、すでにデッドストックでした。探せば似たようなものあるかもしれません。「Imageable Camera Lens Shrunk Protective Back Cover For Sony E port/For leica M port Lens Protector Cap」という商品名でした。
紙コップは、レンズアダプタとスマートフォンをつなぐ重要な役目を果たします。100円均一で買いました。
雑な作り方
紙コップをハサミで切って、ドリルとかで穴を開けます。
適当に手で引きちぎったり、指で穴開けてもいけると思います。あとはテープとかでくっつけたら出来上がりです。
スマートフォンと合体(といってもただ接触させただけ)
作例
実際に撮ってみた例です。
これが
こんな感じ
パイロン
まとめ
雑にスマートフォン用レトロレンズアダプターを作ってみました。作りたいなーという構想はあったのですが、3Dプリンタを売ってしまい、アダプターとレンズを繋ぐものを作れずにずっと放置していました。
そんなとき読んだのが「雑に作る」という書籍です。
この本読んだ後は「あ、難しく考えすぎていたかも」とすっと楽になり、思いついたのが紙コップを使った工作でした。やりたいことを試すには、まずこれで十分だったんですよね。そして重要なのは、繋ぐ部分じゃなくて、やっぱりスクリーンなんですよね。ここの素材で画質が決まってしまうので。
もうちょっと、良い感じの写真を撮りたいので、スクリーンはもっと良いもの使いたいですね。なんでも、ガラスを磨いて自作している人もいるとか…
最近、あんまりこういう工作してなかったので、気が向いたらレンズに限らず何か雑に作ってみたいと思います。