バスの降車ボタンが500円で売っていた
自分の書籍を大々的に扱ってもらっているという噂を聞いて、東京に行ったタイミングで秋葉原の「書泉ブックタワー」さんに行ってみました。
書泉ブックタワーさんの5Fの一角には「電車・バスコーナー」があるのですが、そこで見つけたのがこちらのアイテム
特別バス好きというわけではないのですが「これは安い!」と思い、つい2個衝動買いしてしまいました。
Twitterにアップしたら、何故かめっちゃ反応ありましたw
バス降車ボタンを衝動買いしました。何ボルトで動くんだこれ? pic.twitter.com/rpnymGzBU6
— からあげ (@karaage0703) 2024年2月10日
ネットでささっと調べたら、24Vで動きそうみたいな情報をみたので「繋げば動くだろ」くらいの精神で、秋月電子でたまたま見かけた24Vの昇圧モジュールを買ってみました。
バスの降車ボタンを分解して調べてみる
とりあえず分解してみました。
結構シンプルな回路ですね。テスターとかで適当に追った感じ、回路は以下のような感じのようでした(大体は勘です、間違ってたらすみません)。
LEDは詳細分かりませんが、Vf=2.4V程度で5個に加えてダイオード(逆接保護用?)もついているので、電源電圧は24V想定なのでしょうかね。トラックの電源が24Vなのは(前職の仕事柄)知っていましたが、バスもそうみたいですね。バッテリーの24Vだとすると、めっちゃ電流変動しそうですが、あんまりそこらへんは気にしない感じなのでしょうかね。
あとは、勝手に音も出るものと思っていたのですが、音が出るのは別のところみたいです。YouTubeで解説している人もいましたが、昔のタイプは、ソレノイドで打ち付けて音出しているんですね。アナログで良い感じです。最近のやつは、スピーカーで出すタイプとかも多分ありそうな気がします(声が出るタイプとかもあった気がします)。
バスの降車ボタンでLチカする
せっかくなのでLチカすることにしました。
24VでLEDを点灯できそうなので、秋月で買った24Vの昇圧モジュールを組み立てます。
ほぼ完成していたので一瞬でした
モバイルバッテリで動かせると良いなと思ったので、USBの5Vケーブルを入力に繋げてみました
あとは雑に繋いだら光りました。
つなぎ方を変えて、スイッチを押したら光る感じに。
バスの降車ボタン、USBの5Vから24Vに昇圧してLチカできました。音も出したいですね pic.twitter.com/x2FFmeV0Va
— からあげ (@karaage0703) 2024年2月12日
本当のバスは、一回押すとリセットされるまで光りっぱなしなんですけどね。多分、本物はどこかに自己保持回路がいて、車掌さんがリセットできるような仕組みになっているのでしょう。
マイコンで制御したい場合は、FETとかトランジスタでスイッチングしてやると良いと思います。えいあーるれい(id:Ray_ar) さんがすでにやってました。
ラズパイ5でLチカしてみました(追記)
なんとなくやってみました。
まとめ
バスの降車ボタンを分解してLチカしてみました。なんとなく買ってみたのですが、分解して調べてみたらバス降車ボタンのマニアの方がいらっしゃったり、バスの仕組みとかを知れて面白かったです。
書泉ブックタワーさんは、色々面白いものあって、良い本屋さんでした。ちなみに行った次の日に、書籍が1位になってたみたいです。書泉ブックタワーさん最高ですね。
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— 書泉ブックタワーコンピュータ書【営業時間11:00~20:00】 (@shosen_bt_pc) 2024年2月11日
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変更履歴
- 2024/02/18 ラズパイ5でのLチカに関して追記