Pyxelで作るチップチューンシーケンサー「PicoPixel」

あこがれのチップチューンシーケンサー

 10年以上前、Nintendo DSで動作するKORG DS-10というソフトに夢中になっていた時期がありました。アナログシンセサイザーの仕組みをデジタルで再現し、音作りの楽しさを体験できるソフトでした。

 ゲームボーイのnanoloopとかもありましたね。今回は、そんなチップチューンを奏でられる楽器たちからインスピレーションを受けて、Pyxelを使って8bitスタイルの音楽シーケンサーを作ってみました。

PicoPixelとは

 PicoPixelは、Pyxelを使って作った8bitスタイルの音楽シーケンサーです。16ステップのシーケンサーで、三角波や矩形波などの基本的な波形を使って、レトロなチップチューンを作ることができます。

 GitHubでOSSとして公開しているので、操作方法やインストール方法は以下READMEを参照ください。

実機で動かす

 実機でも動かすことができます。

 実機へのデプロイ方法などは以下記事参照してください。

 小学校4年生の娘の自由研究によいかなと、実機を餌に誘導してみましたが、プログラムの壁は結構厚かったです。無理にやらせるものでもないので、そっと引きました。

 子供用のマニュアルも作ってみましたが、なかなかうまくいかないものですね。

 PDFはこちらです。誰か使いたい人は好きに活用してください(動作未保証です)。

まとめ

 チップチューンシーケンサーのPicoPixelの紹介でした。今はシングルトラックで、まともに作曲できないので、そのうちマルチトラックにして曲作ってセーブ・ロードできるようにしたいと思っていますが、予定は未定です。誰かよかったら好きにPull Requestしてください。

追記:マルチトラックとソングモード追加しました(2025/05/25)

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変更履歴

  • 2025/05/25 機能追加に関して追記