2年愛用したShokz「OpenFit」が壊れたのでイヤーカフ型「OpenDots ONE」に買い替えたら最高でした

2年愛用していたShokzの「OpenFit」が壊れた

 毎日使うイヤホンを買い替えました。これまで2年近く愛用していたShokzの「OpenFit」が、耳にかけるフックの部分でポキッと折れてしまったのがきっかけです。

 OpenFitは、耳の中に突っ込まずに軽くフックで耳に引っかけるタイプのオープンイヤー型イヤホンです。完全に耳を塞がないので外の音も聞こえつつ、耳への負担も少なく、音楽でもポッドキャストでも長時間つけていられるというのが気に入っていました。OpenFitの前は、AppleのAirPodsを愛用していたのですが、長時間つけていると耳が痛くなることがあって、ちょっとストレスを感じました。そんなとき、たまたま名古屋駅近くの大型家電量販店でShokzのOpenFitを試したら、これがびっくりするくらいつけ心地が良くて、即ポチりました。そこからずっと愛用していました。

 ただ、扱い方が悪かった部分はあるとは思うんですけれども、耳にかけるフックの細長い部分がやはり弱点だったようで、ある日ふと耳から外したときにポキッといってしまいました。音は鳴るんですけれど、耳にちゃんと引っかからないので、これは無理だなと。SNSでつぶやいたら、同じ経験をしている方からの反応がちらほらあったので、構造的に弱い部分ではあったようです。

次に選んだのはイヤーカフ型「OpenDots ONE」

 OpenFitの後継機(OpenFit 2)もあって最初は迷ったんですけれど、「また同じところが折れたら嫌だな」というのが頭をよぎりまして。そこで前から気になっていた、同じShokzのイヤーカフ型「OpenDots ONE」を買うことにしました。

 イヤーカフ型というのは、耳にフックで引っかけるのではなく、耳たぶの上のフチをパチンと挟むクリップタイプのイヤホンです。構造的に細長く伸びている部分がないので、OpenFitみたいな折れ方はしなさそう、というのが選んだ大きな理由です。

※2026/5/26時点で実売27,880円前後

使ってみた感想

 まだ使い始めて3日ほどですが、結論から言うとめちゃくちゃ良いです。

 普段はガジェットを紹介するときは「1週間〜1ヶ月くらい使ってから」と決めているんですけれども、Shokzを長く使ってきたという信頼感もあり、紹介してしまいます。

つけ心地と接続まわり

 パッケージを開けてiPhoneに近づけた瞬間、自然にBluetoothで認識されてつながります。耳に挟むと「ピポッ」と音が鳴って「ちゃんと動いてるよ」という安心感が素晴らしいです。1日10時間つけていても痛くならなさそうな付け心地で、これだけでもう買って良かったと感じています。

音質

 オープンエア型なので、本格的なヘッドホンに比べれば音質はそれなりではあるんですけれど、自分の用途(音楽、ポッドキャスト、Web会議)には十分すぎるくらい良い音です。ここはOpenFitと変わらず、Shokzのオープンイヤー系の安定感を感じます。

メガネとの干渉がない

 OpenFitは耳にかけるタイプだったので、メガネのつるとちょっと干渉することがありました。自分はそこまで困ってはいなかったのですが、たまに「煩わしいな」と感じる瞬間はありました。イヤーカフ型のOpenDots ONEは、そもそも耳にかける細い部分がないので、メガネとの干渉はありません。これは気になる人にとっては大きな点だと思います。

左右自動判別

 地味に「すごい」と思った機能が左右自動判別です。クリップ型なので「あれ、これ左?右?」と迷いそうなところを、本体側が勝手に判別して左右を切り替えてくれます。

 実際、私は割と適当にパチパチつけているんですけれども、いまのところ違和感はないです。ちゃんと自動判別が効いているのだと思います。

マイクが普通に使える

 OpenFitは、私の個体だけかもしれないんですけれども、マイクの音量が異常に小さくてWeb会議で使うのが厳しかったです。これがOpenDots ONEではしっかり解消されていて、家でマイクが用意できない出先や緊急時のWeb会議用ヘッドセットとしてもそのまま使えそうです。仕事でもプライベートでも頼れる存在になりそうな予感がしています。

余談:1,500円のイヤーカフ型を試して失敗した話

 実はOpenDots ONEを買う少し前に、Amazonで話題になっていた1,500円くらいのイヤーカフ型イヤホンを試しに買っていました。

 スペック表だけ見ると悪くないんです。音もそれなりに鳴るし、つけ心地も普通です。ただ、以下のような微妙な問題点がありました。

  • Bluetoothがうまく繋がらず、再ペアリングの仕方も説明書を読んでもよくわからない
  • 普通に触れているだけで誤操作してしまって、勝手に再生が止まる
  • 全体的に「なんか思った通りに動かない」が積み重なってストレスになる

 機能的にはだいたい同じものが揃っているのに、スペック表に出てこない部分でひたすらイライラしました。バックアップとして買ったつもりだったんですけれども、結局バックアップには自分にとってはならないかなというのが、しばらく使ってみた感想です。

 そういう体験のあとでOpenDots ONEを使うと満足感が全然違います。25,000円という値段は決して安くないですが、自分にとっては「ちゃんと動く」「ちゃんと気持ちいい」というところにお金を払う価値は十分にあるな、と納得しています。

毎日使うガジェットには、しっかり投資しよう

 今回のイヤホン買い替えで改めて思ったのは、「毎日身につけて、毎日触れるガジェットには、ちゃんと投資した方がクオリティオブライフが上がる」ということです。

 イヤホンだけじゃなくて、スマートフォン、パソコン、キーボード、椅子。こういう「毎日触れるもの」は、スペック表に現れない「ユーザー体験」の質がそのまま生活の質に直結してきます。

 スペックを見れば「同じくらい」に見えるものでも、使ってみると全然違うというのはガジェット好きなら一度は経験していると思います。仕事で使う機材だと、その「使い心地の差」みたいなものは数字で説明しづらいので、なかなか会社の経費で良いものを選ぶのは難しかったりもします。だからこそ、個人の財布で買えるレンジのものについては、なるべくフラグシップというか、自分が「触れていて気持ちいい」と感じられるものに振っていきたいなと、改めて思った次第です。

まとめ

 Shokzの「OpenFit」が折れたのをきっかけに、同じShokzのイヤーカフ型「OpenDots ONE」に買い替えたお話でした。3日使った時点ではありますが、つけ心地も音質も接続まわりも文句なしで、メガネとの干渉や左右の判別といった細かいところまで気が利いていて、買って良かったなと素直に思える1台です。

 1,500円の激安イヤーカフ型でイライラした直後だったということもあって、「毎日触れるものに、ちゃんとしたものを使う気持ちよさ」を改めて実感しているところです。イヤホン難民の方や、メガネで耳まわりが煩わしくなりがちな方には、安心しておすすめできるかなと思います。

関連記事