朝起きては死ぬ

 盆休みは、寝て起きては飲み会(or遊びに行く)の繰り返しで終わりました。特に遠出はしなかったので写真は無しです。来年は遠くに行こうかな。

死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり〈上〉 (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり〈下〉 (新潮文庫)

 死ぬまでに一度は読まないといけないと思っていた本。隆 慶一郎先生の遺作です。言わずもがなですが、隆先生は「花の慶次」の原作者です。やはり抜群に面白かったです。キャラクタは全然違うのですが、主人公の斎藤杢之助と中野求波が原哲夫先生の描く前田慶次と直江兼続に脳内変換されるので困りました。だが、それがいい。
 そして、最後まで読んでこの本を今まで読んでいなかった唯一の理由を思い出しました。この本未完なんですよね…そんなわけで僕の頭の中では斉藤杢之助も中野求波も切腹しないで鮮やかに生き続けています。