Processing本の決定版 "遊んで作るスマホゲームプログラミング"

 何かちょっとしたものを作るとき、私がよく利用しているプログラミング言語Processing。このブログでも色々作ったものとか紹介してきましたが、そのProcessing関係の新しい書籍が出ました。

遊んで作るスマホゲームプログラミングfor Android (Game developer books)

遊んで作るスマホゲームプログラミングfor Android (Game developer books)

 タイトルとその表紙のポップな絵だけ見ると、どこにでもありそうな「スマホ向けゲームを片手間で作って一山当てようぜ、ウェーイwww」的な内容とも思えてしまうのですが、内容は驚く程硬派です。

 ゲームの企画から始まって、仕様書の書き方、ゲームの素材作り(3Dモデリング、効果音)、さらにはKinectを使ったゲームと「えっ?スマホどこいった?」というくらいの幅広さと深さです。
 for Androidと書かれていますが、PCはもちろんiPhoneでつくるゲーム、ゲーム関係の仕事の進め方まで幅広く応用できる役立つ本だと思います(言い過ぎ?)。ボリュームも盛りだくさんですが、1ページもProcessingのリファレンスのコピペとかの手抜きは一切無い良書です。Processing本の中でもこれほどの密度のものは中々ないのではないでしょうか?
 今年の夏休みの自由研究はこれで決まり!?ですね。Processingで何か作ろう熱が沸々とわき上がってきました。

ジェネラティブ・アート -Processingによる実践ガイド

ジェネラティブ・アート -Processingによる実践ガイド

 最近買ったProcessingの本だと、これも結構面白かったかな

参考リンク

遊んで作るスマホゲームプログラミング紹介ページ
 本の紹介ページ。雰囲気がよくわかります。

『writing cafe ;)』
 作者のn_ryotaさんのブログ。本を買う前から色々参考にしてました。Processingについて書かれた記事はここだけでも十分参考になります。