Olympus Viewer2だけで赤外線写真のカラー加工にチャレンジ

赤外線写真

 元旦ということで、ちょっと実家の近く散歩したついでに久しぶりに赤外線写真撮ってみました。「使用する赤外線フィルタは以前と同様2000円程度で自作したもの」。カメラはOlympus OM-D E-M5(無改造), レンズはLumix G 20mm/F1.7。
 前回のフィルタはIR80のもの使用しましたが、今回はカラーを残したかったのでIR76という若干可視光線を通すフィルタを使用。

130101_IRPhotoOriginal加工前の写真はこんな感じ。f値5.0 ISO 200 SS 13秒程度

 「前は自作のソフトでカラー写真との合成でfalse colorをしていた」のですが、今回はOlympusカメラ付属のRAW現像ソフトであるOlympus Viewer2でどこまでいけるのか試してみました。
 重くて使いづらいことでもっぱらの評判のOlympus Viewer2(カメラメーカ付属のRAW現像ソフトなんてどれもそうですが)、でもアートフィルタ使えるのはこのソフトだけなのでなんだかんだで使ってしまうのですよね。

130101_IRPhoto色々いじくってみた結果。がんばってこんな感じ。


 赤外線カラー写真特有の緑が不気味に白くなるスノーホワイトと呼ばれる色合いがそこそこ再現されてて、そこそこよいのではないかなと思っています。主に弄った設定はこちら。

130101_IRPhotoSetting1
 まずはRAW現像。ホワイトバランスは4500Kあたり。仕上がりVivid、彩度は+2ととにかく色をつける方向で調整。

130101_IRPhotoSetting2
 次は普通の編集。カラーバランスはR=-60, G=+20, B=-85。色相は180°まわしてやりましょう。

 多分使ったカメラ、使用するフィルタ、被写体によって最適な設定値は変わると思いますが、見当もつかない人はまずここらへんの設定から初めてみるとよいのではないでしょうか。
 そんなわけで今年は色々写真撮っていきたいと思います。