Oculus Goのセンサ誤動作問題
2万円台の格安VRゴーグル「Oculus Go」、色々なコンテンツを楽しんでいます。
ただ、使っているうちに気になる問題点としては、センサの誤作動のせいかスリープが解除されてしまうことがあることです。突然「ピポッ」って電源入るの不気味ですし、バッテリの減りも気になります。
そんな問題を解決すべく、norifumiさんが「ペラいカバー」という素敵なアイテムを作って下さったので、今回はそちらを紹介したいと思います。ちなみにこれ最高です。アイテムの詳細は、以下参照下さい。もの凄く丁寧に商品のウリや、使い方が書いてあります。
以上終わり!でも良いのですが、今回は無料で公開されている「ペラいカバー」簡易版の3Dデータ(STL形式)を3Dプリンタでプリントしてみましたので、そちらを簡単に紹介します。簡易版の「ペラいカバーに」関しては以下記事参照下さい。
ペラいカバー3Dプリント
3Dプリントには、ご家庭に1台はあると思われる3Dプリンタを使います。今回私は、愛用している「UP Plus2」を使いました。この機種なら「ペラいカバー」問題なく出力できました。
3Dプリンタの設定
「UP Plus2」の基本的な使い方や調整方法は以下参照下さい。
材料はABSが推奨のようです(PLAはパーツの接合がイマイチらしいです)。サイズが大きいので、以下のように「ペラいカバー」は斜めに配置しましょう。以下のように配置すれば、3つの部品を1度にプリントできました。
プリント設定は以下の通りです。充填率は80%程度が推奨らしいのでそのようにしました。
3Dプリントした「ペラいカバー」
プリントした「ペラいカバー」。2時間ちょいで印刷できました。サポート材もわりと綺麗に剥がせました(UP Plus2のEasy to peelのオプションをオンにしています)。
パーツを組み合わせた図
ひっくり返した様子
サイズもピッタリ。レンズも保護できるし、センサの誤動作もありません。
コントローラのホルダも付いています。
まとめ
Oculus Goのレンズ保護とセンサ誤作動防止ができる「ペラいカバー」の紹介をしました。センサの誤動作は割と気になっていたので、これは本当に助かりました。レンズの保護にもなりますし、持ち運びの安心感も増しますね。Oculus Goのケースにピッタリのサイズ感の「無印のメイクボックス・小」と組み合わせて使うのがGoodです。
私は3Dプリンタを持っていたので、DMM.makeのマーケットプレイスでの購入はしていないのですが、norifumiさんは何度も試作を繰り返して仕上がりをチェックしていますし、仕事がとても丁寧なので信頼してよいと思います。3Dプリンタを持っていない方や、高品質なものが欲しい方は購入検討してみてはいかがでしょうか?
DMM.makeに関しては、以下の関連記事なども参照下さい。