10年以上ブログを続ける中で大きく影響を受けたもの(文章編)

ブログを続けること、変わり続けること

 ブログをはてなダイアリーの時代から数えて10年以上続けています(その前のアーカイブ残っていないもの含めると20年近く)。私は飽きっぽいので、日記、写真、漫画、音楽、動画、電子工作、ディープラーニングと色々と書く内容がころころ変わり続けています。わずかながら一貫しているのは、自分なりの何かしら新しいコンテンツを産み出したいというところくらいでしょうか。

 その中でも、自分がわりと影響を受けたのかなぁ、と思っているものを文章にフォーカスしていくつか取り上げてみたいと思います。ある意味ネタバレです。

村上春樹先生

 ブログ開始当初に、一番影響を受けていたのは村上春樹さんですね。一時期は、勘違いしていたので、とりあえず射精しておけば村上春樹っぽくてOKだと思って、そんなことばかり書いてました。ちなみに、一度も村上春樹っぽいと言われたことはないです。

 好きなのは、なんだろ。「風の歌を聴け」とか「ダンス・ダンス・ダンス」とか「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」とか、比較的最近だと「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」とかでしょうか。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

 自分の琴線に触れる物語と、そうでない物語の差が結構激しいですね。

 ちなみに、最近はほとんど読んでません。電子書籍出してくれないんですもん。好きな作家さんでも、電子書籍出さない人はもうほとんど読まなくなりましたね。東野圭吾さんとかも、結構好きでしたが、紙の本を買うのはちょっと厳しくて、ずっと買ってないです。

森博嗣先生

 大学生のころから、わりとずっと読んでます。コンスタントに作品を出し続けて凄いですよね。ちゃんと電子書籍も出してくれるのが嬉しいです。自分の主義主張を押し付けるのでなく、読者のことを考えて求められるものを提供するのが本当のファンサービスですよね。森先生は、それを徹底していると思います。

 最初に読んだのは「すべてがFになる」から始まる、S&Mシリーズですね。個人的に好きな作品は以下参照下さい。

 あとは「ヴォイド・シェイパ」シリーズとか、最近のエッセイも好きですね。

 「喜嶋先生の静かな世界」とかは、これから大学で研究をする人、大学時代研究したことある人にはオススメですね。少しでもちゃんと研究に取り組んだことあれば、感じるところあるのじゃないかなと思います。

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)

喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)

 ブログもおすすめです。このブログより断然ためになるので、明日からは私のブログよりそちらを読みましょう。

まとめ

 本当は、写真やものづくり(電子工作)、機械学習とかも影響を受けたもの紹介するつもりでしたが、思ったより長くなってしまったので、とりあえず文章編としてまとめてみました。そのうちそちらも書くかも(書かないかも)です。

 あんまり好きじゃ無い作品や作家とかも、勿論たくさんあるのですが、「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ」って誰かが言っていた気がするので書いてみました。最近は、ネットで好きなものや役立つものを紹介するだけでも、なかなかアレなところがあるのですが、さっぱり空気が読めないのでこれからも変わらずポンポン紹介していこうと思います。

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