数学で難事件を解決!海外ドラマ「NUMBERS」にハマっています

Amazonプライムで「NUMBERS」を見続けています

 私は、定期的にAmazonプライムで海外ドラマにハマってしまう時期があるのですが、今がちょうどその時期です。最近新しいシーズンが始まった「THE BOYS(ザ・ボーイズ)」というアメコミ風スーパーヒーローを強烈に皮肉った、(ちょっとだけ)エログロのドラマを見たりしているのですが、それと同時に「NUMBERS」という、わりと昔からある、それほど知名度の高くない(失礼)海外ドラマも見続けています。実は、昔ケーブルテレビでも「NUMBERS」を観ていたのですが、そのときはシーズン1しかなかったので、他のシーズンずっと気になっていたんですよね。Amazonプライムで観られるのは、良い時代になったなと思います。

 今日はその「NUMBERS」の話をしたいと思います。

「NUMBERS」とは?

 設定としては、天才数学者のチャールズ・エプス(以降チャールズ)が主人公で、数学を武器に数々の難事件をFBI捜査官である兄に協力して解決していくというものになります。

 基本一話完結で、展開も「事件発生」→ 「捜査が行き詰まる」 →「主人公が数学で問題解決」→「FBI捜査官の突入と犯人逮捕劇」という王道パターン(日本で言うところの水戸黄門的展開)がほとんどです。

 その中に、主人公のチャールズを中心とした。魅力的な登場人物同士の人間ドラマがあったりして、ストーリーに深みを増しているというもので、海外ドラマのある意味代表的な設定ではないかと思います。

 「NUMBERS」の一番の見どころは、数学で難事件を解決するところでしょう。数学者のチャールズが、事件の解決方法を閃くと、ホワイトボードに怒涛のように数式を書くというシーンが出てきます。ドラマ「ガリレオ」でも似たようなシーンがありましたが、原作小説ではそのような表現はないので、「NUMBERS」の影響をたぶんに受けた演出なのではないかと思います。

 「NUMBERS」では専門家が監修しているらしく、ちゃんと事件解決に関係ある数式がでてきます。分かりやすいたとえ話と共に、ビジュアライズされたイメージ映像も出てきます。最近話題(?)の三角関数も出てきます。FBI未解決事件にも役立つ三角関数。超能力捜査官の超能力より役にたちそうですね。

まとめ

 海外ドラマ「NUMBERS」の紹介でした。

 事件に出てくる数学の使い方は、自分のような素人目にも「これはちょっと無茶では?」と思うような設定があったりもしますが、お金をかけているだけの説得性と迫力は感じます。ファッションとしてでなく、こういった骨太な番組が作れるアメリカは凄いですね。

 ただ、冒頭で紹介した「THE BOYS」というドラマは、アメリカの格差問題・人種問題・セクハラ問題・パワハラ問題・銃社会問題・行き過ぎた資本主義をグツグツ煮込んでエンタメ化したモンスター的なコンテンツだったりするので、決してアメリカも理想の国でなく、様々な問題を抱えているのだなと感じたりもします。

 ともかく「THE BOYS」も「NUMBERS」もエンタメとして面白いのでAmazonプライムで一度観てみるのがオススメです!

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