ChatGPT狂騒曲とAIからあげの未来

手軽に持ち歩ける人工知能

 話題になっているChatGPT、ローカルでも動くFlexGenが出てきたり、公式がAPIを公開したことで更に盛り上がりが加熱していますね。

 私もFlexGenをちょろっと試したり、目についたChatGPTの応用例をまとめたりしているのですが、自分で手を動かすことはおろか、まとめすら全然追いつかない状況です。

 それにしても、ちょろっと試しただけのFlexGenの記事に対する反応の大きさには驚きました。

 このペースだと、1ヶ月後くらいにはラズパイ(Rapberry Pi)のローカル上でChatGPT的なものが動いていても不思議ではないですね。少なくとも3ヶ月以内には、誰かしら何らかの形で動かしていると思います(クオリティは速度は実用度外視としても)。

カスタムAIエージェント

 こうやって、ChatGPTが手軽になってくると、次にやりたくなるのは、自分用にカスタマイズしたAIエージェントの作成ですね。既に shi3zさんが取り組まれているようですね。以下が具体例です。以下は本の内容を例としていますが、これに大量に自分のデータを入れれば、自分だけのカスタムAIエージェントが出来上がります。多分。

 技術的には多分「LlamaIndex」を使えばよくて、我らがnpakaさんが既に記事にしてくださっています。というかnpakaさんの手を動かす速度尋常じゃない…

 もう少しすれば、個人が自分のカスタムAIエージェントを作れる日もすぐ来る…といいたいところですが、一つ問題があるんですよね。それがデータです。そもそも、自分のどんなデータを入れれば良いんだという話ですよね。

20年分のkaraageデータ

 私自身は、こんなこともあろうかとデータをコツコツ蓄積してきました。それが約20年分のはてなブログのデータ、GitHubのデータ、今まで書いてきた著書のデータです。

 以前はマルコフ連鎖で、自分のTwitterやブログのデータを学習させてbotを作っていました。そのときは大変なことになりました。具体的には、はてなさんにかなり怒られました。

 ただ、今度は違います。ChatGPTの力によって、真のkaraageクローンが生まれるのです。そして、AIからあげが、私より優れたBlog記事を書くようになったら、私が死んでも、AIからあげがこのkaraageブログを永遠に書き続けることができるでしょう。

 コードもバリバリ書いてもらう!と言いたいところですが、自分はコーディング力はヘナチョコなので、そちらはあまり期待できないかも…

まとめ

 ChatGPTに関する最近の動向にはじまり、今後AIからあげを作りたいという野望(?)を語ってみました。

 半分冗談っぽく聞こえるかもしれませんが、自分のデータをアップロードすることで、自分が死ぬ前に、肉体を捨ててネットに転生したいというのは、私の願望の一つではありました。

 正直、自分が生きているうちには無理だろうなと思っているところがあったのですが、技術の進歩がここまで早いとワンチャンあるかもしれませんね。まだまだ自分の思い描くレベルとは乖離あるのですが、今の最先端で、何らかの形で自分のカスタムAI制作にチャレンジしてみたいなと思います。  

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