「データ分析失敗事例集」の書評
興味深そうなので買ってみました。
なかなか学びが深い本でした。事例は関係者に配慮するためフィクションではあるものの、実際の複数のケースをベースに組み立てたものとのことです。
ステークホルダーの記載など、かなりリアルだなと感じました。多分、ベースになった事例の関係者は分かるのではないでしょうか?
自分の数少ない経験でも「ウッ」となることが多数ありました。特に重要なのは、ステークホルダー(社内、社外)、評価指標といったところかなと改めて感じました。
他にも重要な示唆がたくさんありましたが、興味ある方は書籍にて確認ください。
評価指標の重要性
「データ分析失敗事例集」をきっかけに、さらっと目を通したまま積んであった「評価指標入門」も読み直してみました。
簡単にZennにまとめてみました。あんまり経験がなかったので、回帰・分類(2値/多値)での評価指標の違いも体系立てて理解できてなかったですね。少し整理ができた気がします。
まとめ
「データ分析失敗事例集」を読んだので簡単に読書メモを書いてみました。プロジェクトの成功例はたくさん公開されていますが、こういったリアルな失敗事例は貴重ですね。データ分析に特化した内容であるものの、データ分析以外のプロジェクトにも通じる普遍的な内容も多いように感じました(特に人間関係的なところなど)。
分かっていても難しそうだなという問題もありますが、先人の血と汗と涙、そして無念の思いは、少しでも活かして未来に繋げていきたいものですね。