「PyCon mini Shizuoka 2024 continue」に現地参加してきました

 アイキャッチ画像はConnpassサイトより引用

PyCon mini Shizuoka 2024 continue

PyCon mini Shizuoka 2024に現地参加してきました。

 実は、PyCon mini Shizuoka 2020のキーノートスピーカーだったりするのですが、コロナの関係でオンライン開催になって、結局一度も静岡に行けてなかったので、ずっと行きたかったのです。

 そして、迎えた当日の朝…

 絶望の天気…

 諦めそうになりましたが、気を取り直して、名古屋駅に着くと電車の遅れ…

 これは間に合わないか…と思いつつ、予約した指定席を切り捨てて、遅れていた電車の自由席に飛び乗ると奇跡的に間に合いました。諦めずチャレンジすることの大事さを再確認しました(無理しないことも大事)。

レポート

 簡単にPyCon mini Shizuokaのレポートです。あくまで自分が見れたものの簡単なメモです。

キーノート 未知との出会い

 清水川さんのキーノートスピーチ。プレゼンテーションソフトはPyxelでWebアプリで公開されているというまさかのスタイル。

 資料は、今は見れないですが、またそのうちどこかで公開予定とのことなので楽しみです(リンクが共有されたら追記します)。

 資料が公開されていたのでリンクしました。

未知との出会い(スライド)

 Pyxelで発表という意表を突くスタイルでしたが、決して奇をてらったものでなく、非常に素晴らしく感動しました。以下、簡単なメモ。共感が多かったです。

  • 自己紹介、世代は自分と多少重なるところもあり、結構シンパシーを感じました(BASICとか、DirectXで挫折とか)
  • プレゼンの途中で出てきたタイピングゲームの自分の結果はクソ雑魚でした。
  • 多人数で操作できるゲームに、Pyxelでそんなことできるんだとビックリしました
  • マリオの壁抜け。仕組みを疑問に思ったことがなかったです。こういうなにげないとこに好奇心を持って考える人が頭のいい人になるなとあらためて感じるなど
  • コミュニティとアウトプットの話は共感
  • Pyxelでのスライド作成はこのあたりが参考になりそう

ライブラリ開発者に贈る「ロギングでNullHandler以外はいけません」 - nikkie

 nikkieさんの講演。

 ロガー、正直詳しくなかったので、Cline(Roo Code)に聞きながらコードを動かしつつ理解を深める作戦。

 ただ、自分の知識があまりになく途中でついていけなくなりました。自分はロガーのことが全然分かっていないという貴重な知見を得ることができました。

 あと、nikkieさん (id:nikkie-ftnext)は、はてなブログもやっているので、はてなブロガーのみなさん(?)はこちらもチェックしましょう!

Python数理最適化の製造業エネルギーシステムへの応用事例 - ken

 Kenさんの数理最適化の発表。

 会社の数理最適化勉強会で少しかじっていたので興味を持って聴講しました。

 勉強会のおかげで、内容はある程度理解できました。ちなみに、会社の勉強会では書籍はこれ読んで勉強しました。

 エネルギー問題に数理最適化を使っているとのことで、数理最適化のPythonでライブラリはPuLPを使用しているとのことでした。運用は、PythonをPyinstallerをexeにしてエクセルと組み合わわせて動かすといった黒魔術(?)で解決したとのこと。質問したら、エクセルをインターフェースとして使って、Pythonを呼び出すみたいな構成みたいです。凄い。

Pythonで3Dモデリングをしてみよう: CadQuery Basic - 佐野浩士

 佐野さんの発表

 Pythonで3Dモデリングという、まさに自分にピッタリの発表!こちらのリポジトリをVS Codeで開けばDev Containerですんなり環境構築して動かせます!

 実際に動かしてみた様子です。

   発表中に出てきたCadQueryで作った、からあげ帝国のロゴ

 コードで生成できるということは、AIとも相性良さそうですね。AIでCADデータ作るのが捗りそうです。AIとCadQueryで3Dデータ作って、3Dプリンタで印刷したいです。

Pythonはどうやってlen関数で長さを手にいれているの? - 清水川 貴之

 再度、キーノートスピーカーの清水川さんのお話。過去話したものと同じとのことで、資料は多分これかな?

 以下、参考記事。

PythonでPLATEAUのデータを扱ってみる - ぴっかりん

 ぴっかりんさんの講演

 PLATEAUというオープンな3D地図データのプラットフォームをPythonで使う方法。PLATEAUは、名前は知っていたのですが、全然詳しい情報は知らなかったので興味深かったです。色々試してみたいなと思いました。

 ユースケース

 Pythonのチュートリアル

 公式サイトのチュートリアルみたら、よく知っている大澤さんが講師をしていてビックリしましたw

直接聞けなかった発表のスライド

 以下は、残念ながら直接聞けなかった発表です。全部聞きたかったな

Cloudflare WorkersにPythonがやってきた

Amazon Pollyで問題文を読み上げ数式も読み上げ

Djangoアプリケーション 運用のリアル 〜問題発生から可視化、最適化への道〜 #pyconshizu - Speaker Deck

厳しさとゆるさの間で迷う人に捧げる個人開発記 - Google スライド

懇親会

 イベント後の懇親会も参加しました。

 知らない人がほとんどでしたが、Pythonという共通言語を通じて、色々お話できました。終電があったので1次会で失礼しましたが、今度は泊まり(+可能なら前泊)で行きたいなとか思ったりしました。

まとめ

 「PyCon mini Shizuoka 2024 continue」に現地参加したので、簡単にレポートを書きました。コロナや台風などの不運に見舞われがちなPyCon mini Shizuokaですが、キーノートスピーチから、実に5年越しで静岡で現地参加することができて感動でした。次は宿泊ありで、また登壇するのも楽しそうだなと思ったりしました。

 なお、PyConはPyCon JP 2025 広島が2025/09/26-27に開催予定で、PyCon Kyushu 2025、PyCon mini 東海 2025も日程はまだ未定ですが開催予定とのことです。

レポート記事

PyCon mini Shizuoka 2024 Continue に参加しました — 清水川Web

PyCon mini Shizuoka 2024 continueへ参加した

PyCon mini Shizuoka 2024 continue お疲れ様でした! - 名もなき未知

PyCon mini Shizuoka 2024 continue参加レポート | ryu22eBlog

PyCon mini Shizuoka 2024 continue 参加レポート :スタッフとして参加しました - step by step building

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変更履歴

  • 2025/02/15 レポート記事やスライドへのリンクを追記