2017/08/30 朝ごはんと公式ツイッターに関して追記
変なホテル ラグーナテンボス
お盆休み、蒲郡に旅行行ってきました(詳しくは以下のしおりを見て下さい、見なくても大丈夫です)。
今回の旅行のメインは、ラグーナ蒲郡にある「変なホテル」でした。「変なホテル」は従業員がロボットという、その名の通り変なホテルです。長崎のハウステンボスにあったものが、ディズニーランドの近く(舞浜)に最近できて「いつか行きたいな」と思っていたのですが、なんとふとテレビを見たら近場の蒲郡に今年オープンと出ているじゃないですか!
これはロボット好きには見逃せません。もう速攻で予約しましたよ!そして、行く直前、しおり作るときに事前チェックのためgoogle検索してビックリですよ。
評価2.1って!うわっ…googleの評価、低すぎ…?コメントの中身もボロボロ…キャンセルしようか少し迷ったのですが、意を決して(何も考えずに)行くことにしました。「待ってろよ変なホテル!」
変なホテルに泊まってみました
というわけで、後は写真をペタペタ貼っていきます。
変なホテル フロント
ホテルに入ると、恐竜ロボットがお出迎え
受付も恐竜ロボット
音声認識と手入力が選べます
もちろん、ここは音声認識。名前を言ったら一発で自分の情報が出てきました、中々の認識率。住所も入力されていたので、付属のタッチペンで自分のサインをするだけ。楽々チェックインです。
受付の恐竜ロボットはもう1体います
たまに寝ているときもあります(充電中?)
水槽には魚ロボットも
かわいい恐竜(これは動きません)
お掃除ロボットもいます
お掃除ロボットは下記のロボットぽいですね。スマホ連動もできるみたいです
ちなみに、私はスマホ連動できないルンバをRaspberry Piで改造してスマホ連動をさせようとしてたりします
フロントにいる謎のロボット。これの正体は後ほど判明します
ちなみに、人間(多分)の受付もあって、ホテルの特典のラグナシアの入場券は、そちらの受付で貰えました
変なホテルの部屋
部屋の外はこんな感じ
隣にはレストラン
部屋はこんな感じ
思わず「広い!」って言ってしまいましたが、最近ずっとビジネスホテルに泊まっていたからで、多分リゾートホテルとしては普通だと思います。
部屋にもロボットが(カバと思ったら恐竜らしいです)
iRemoconもある
何故かスマホもあります。
スマホに関しては、何の説明もありません(笑)最初前に泊まった人が忘れて行ったのかと思いました。全体的に説明不足ですが、謎のガジェットをみるとワクワクしてくる私のような変態にとってはご褒美ですw
なんとロボットのルームサービス!フロントにあったあれか!これは頼むっきゃ無いでしょ!というわけで後で頼んだ様子をレポします。
WiFiのSSIDとパスワードは、テレビをつけると出てきます。ここらへんは事前に情報収集済みです(情強なので)
そして、早速恐竜のロボットの電源を…
電源どこだ!起動しない!説明書にも、起動した後のことしか書いてないぞ!!
とりあえずカバーをめくってみて、抜けている電源を刺したりしてみるもダメ。諦めてフロントに電話する。人間の敗北(?)です。
電話したら「すみませんが、中のタブレットの左上の方に電源スイッチがありますので、入れていただけますでしょうか?」とのこと
「マジ??」
ロボットと格闘して、なんとか電源押すと…
起動した−!Windows 10だー!
ようやくWelcome画面がでました
普段は、こんな感じの口の画面が表示されます
個人的にはこういうの嫌いじゃ無いですが、諦める人や、対応に怒り出す人もいるかもしれませんね(笑)
ちなみに、この恐竜ロボット、音声認識で部屋の家電(照明やテレビ)を制御できます。やっていることの大枠は、デバイスが異なるだけで、私が以前作ったRaspberry Piの自宅IoTと同じようなものだと思います。
ただ、音声認識の精度は悪いです。何度「電気消して」といっても「都市は?」というわけのわからない質問をしてきます。どうも「電気」と「天気」を聞き間違えているようでした。認識ソフトの性能は仕方ないとして、認識する単語の辞書の「電気」を「照明」にするとか、ちょっと工夫するだけで大分変わるのになと思ったりしました。ちゃんと使って、テストすれば分かるはずなんですけどね。
そして、ロボットはたまにバグったりします。
Bugってハニー
しかたなく、自分で再起動
日本初のロボットルームサービスを徹底レポ
今回の(個人的)目玉。ロボットルームサービスを頼んでみました。妻から
「私が頼むから、動き見てこれば?」
という素晴らしい提案。それは熱い!というわけで、早速フロントのロボットの側で妻の注文を待つことに
これが噂のルームサービスロボット
準備ができたので、妻にルームサービスしてもらいます。ちなみにルームサービスは何故か電話です。突然のアナログ。タッチパネルで選択とかにすれば良いのに…
従業員さんが、さっそくお土産(変なホテルオリジナルの折りたたみの傘)を持ってきます。このとき直接貰えばいいじゃんという野暮なことは言ってはなりませぬ。ロボットに運んできてもらうことに価値があるのです
ロボット発進!
がんばれよー
がんばれがんばれ…
がんばれ…ん…と、止まったーーー!!
このロボット、センサ(多分LiDARかな)で人を検知して、自動で止まる機能があるのですが、お祝いの花を誤検知してしまったようで、完全にスタックしています。どうなるんだろと、ドキドキ見守っていたら
従業員さん助けにきたー!花を動かしています
動き出したロボット!
ドアも
なんなくクリア!(自動ドアですからね)
部屋の前まで来ると、部屋の中のポンコツ恐竜ロボットを通じて呼び出してくれます。
妻がロボットをお出迎え
ポンコツ恐竜ロボットに表示された暗証番号を入力すると
傘ゲットー!
ありがとよー
というわけでロボットルームサービス大成功(?)でした。
このロボットの中身はは、以下のもののようです。
人に助けて貰うっていうのが、個人的には結構面白かったです。でも、現状のビジネスで使えるコストで作れるサービスロボットの実力って、実はこんなもんなんですよね。ルンバだって、人がある程度片付けないとちゃんと掃除できないですもんね。
ただ、今後少子化で、ますます人が減っていきこうやってロボットのサービスが増えていくと、人とロボットが助け合うというのは、到るところで見られる当たり前の光景になるのかもしれないですね。
ラグーナの花火イベント
夜は、ラグーナの花火イベントを見に行きました。
変なホテルからラグーナ蒲郡へは直通の出入り口があります。
夜の「変なホテル」付近の景色は結構幻想的です
おしゃれなライトアップ
光のゲートを潜ります
ちなみに、この通路は花火の時間になると閉鎖される(花火のカスが降ってきて危険なため)ので、イベントの前に移動しておくようにしましょう
イベントは、子供もいたので有料席で見ました。一人800円程度です。お金が勿体なかったら立ち見席でもよいかなと思います。
花火
花火2
プロジェクションマッピング
花火ショーですが、「折角やってるから見て行こうかな」くらいの軽い気持ちでみたのですが、めちゃめちゃ良かったです。花火も近く大迫力ですし、ショーの演出、音楽、プロジェクションマッピング、全てのレベルが高く、感動的でした。ディズニーのように、キャラクタのIPを持たない中、よく頑張ったなという印象です。お世辞抜きで何度も見たいなと思いました。妻も感動していました。
2歳の娘は、最初の音の大きさに少し怖がっていましたが、花火や演出には満足して楽しんでくれたようでした。
地産地消のレストラン朝ごはん
朝ごはんは、変なホテル付属のレストランのビュッフェです。これは普通に豪華で美味しかったです。特に燻製風のソーセージが美味しくて、何度もお代わりしてしまいました。混み合うので、早めに行くのが良いです。
豪華ビュッフェ
もちろんお代わり自由です
娘へのお土産
娘には、お土産としてドラえもんのぬいぐるみを買ってあげました。家にどんどん増えて行くドラえもん
以前ラグーナにドラえもんイベント行った時は、何も買わなかったので、今回は喜んでくれたようでした。
公式twitter・インスタグラム
なんとブログの記事が公式twitterに補足されていました(笑)
からあげさん ご宿泊ありがとうございました。またご家族で遊びに来てくださいね。
— 変なホテル ラグーナテンボス (@HennnaHotel_LTB) 2017年8月30日
愛知県蒲郡の「変なホテル ラグーナテンボス」は本当に変なホテルだった - karaage. [からあげ] https://t.co/utws0gwiM4
僕も動けるようになって、からあげさんの滞在のお手伝いが出来るように頑張ります。
— 変なホテル ラグーナテンボス (@HennnaHotel_LTB) 2017年8月30日
こういうちょっとしたアフターケアは嬉しいですね。また行きたいなと思わせてくれます。
インスタもやってました。もちろん早速フォローしましたよ!
まとめ
ラグーナ蒲郡の「変なホテル」に宿泊したレポートでした。ラグーナに行ったのは3回目くらいですが、宿泊は初めてでした。1日目は天気が悪かったので「竹島ファンタジー館」や「竹島水族館」などで遊んだのですが、2日目は天気も良くラグーナのプールで1日中泳いでいました(主に娘の要望でw)。正直、変なホテルのロボットが見たいだけなら、ホテルのご飯食べるついでにも見れますし、ラグーナの花火もプールも、変なホテルに泊まらなくても見ることはできます。
ただ、変なホテルの宿泊料(2017年8月時点です)は、ラグーナの2日分の入園券(4300円分)、駐車場分(1600円分)、ラグーナの湯の入園券(1000円分)と、結構豪華な朝食(プライスレス)がついて、17400円/人でした。この価格をどう思うかは当然人次第なのですが、個人的にはラグーナ2日分しっかり堪能しましたし、トラブルも含めて変なホテルのロボットをめいいっぱい楽しめたので結構満足でした。また来年か再来年にでも、家族で泊まりに来るのも悪くないなと心から思いました。
ちなみに、妻的には「ヒルトンの方が良い」とのこと。そりゃそうですねw でも「また家族でラグーナとセットで遊びに来たいね」と言ってもらえたので、良かったかなと思っています。