仕事やキャリアに悩んだ時に読んだ本・サイト

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仕事やキャリアに関して悩む日々

 公開転職の記事を書いてから、ありがたいことに色々な人とお会いしたり、お話することが増えて(Oculus Rooms含む)、仕事やキャリアについて考えることが多くなりました。

 改めて感じたのは、多くの人が自分の仕事やキャリアについて悩んでいるんだなということです。当たり前のことですが、自分だけでないというのはちょっと救われる気分ですね。

 最近は、結構仕事とかキャリアを考えるヒントになるような書籍を読んだり、サイトを巡ることが多いです。そのうち、自分が感じるところあったものをいくつか紹介したいと思います。

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どこでも誰とでも働ける

 11回転職している方です。それを思うと転職の1回や2回なんてどうでもよいことに思えそうですね(笑)

どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから

どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール

 本の内容の概要は、以下記事を読むと掴めると思います。以下記事で興味沸き、もっと読んで見たいと思ったら購入してみるのも良いのじゃないかなと思います。

森博嗣先生の仕事に関する本

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

 最初に作家であり、元国立大学の助教授でもある森先生の仕事に関する本。いきなり凄いタイトルです(笑)

 森先生自身が凄すぎるので、ちょっと参考にならない部分はあるのですが。仕事に対する考えをニュートラルに見つめ直すことのできる本かなと感じます。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

 「やりがい」というキーワードで忘れてはいけないのは、はてなブログの日野瑛太郎 (id:dennou_kurage)さんの以下の本。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

 若干労働者側に寄りそい過ぎ感はありますが、自分の価値観を大事にするというのは、森博嗣先生と共通するところあり、合わせて読むと面白いかなと思います。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 タイトルからしてなかなかグサっときます(笑)内容も、30台で出世コースが先細りで転職を迷っている人が、ふとしたきっかけで著名なコンサルタントに出会い、転職のアドバイスを受けながら転職について考えるというドラマ仕立てのものになっていて、結構自分的にグッとくる内容でした。

 本の以下の言葉は、凄いドキッとしました。

転職の失敗につながる唯一の条件は「覚悟を決めるべきときに覚悟を決めれないこと」

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

 これはかなりの良本です。職場の人間関係に悩む多くの人に。

 私が何故こんな本を読んでいるかというと…まぁ、なんというか察して下さい。

スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

スタンフォードの教授が教える 職場のアホと戦わない技術

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

 堀江さんと落合さんの本。これからの生き方という観点で語っていて、面白いなと思う一方、ここに書かれているような「好きなことで生きて行く」という生き方ができる人がどれだけいるのかな?という疑問はあります。

 以下のDaiさんの書評も参考になります。

働く大人のための「学び」の教科書

 こちらは、結構前に読んだ本なのですが、学び続けて自分の個を高め続けることの重要性を再認識させられる本です。色々な人のキャリア形成のエピソードも紹介されているのですが、自分に近いものがあったり、色々考えさせられる内容でした。

働く大人のための「学び」の教科書

働く大人のための「学び」の教科書

竹島水族館のエピソード

 竹島水族館を名物水族館にした人の奮闘の記録。

 以下のエピソードとか、自分だったら完全に腐ってしまいそう。

思い立ったらすぐに実行するタイプの小林さん。手書きPOPを勝手に描いて館内に貼り出したこともある。 「魚の飼育と研究を突き詰めている人たちからしたら恥ずかしいような内容だったのでしょう。翌日に出勤すると、全て剥がされて事務所の机の上に置いてあったこともあります。先輩たちからは、『そんなことよりもまずは魚の飼育を覚えろ』と言われました」

 組織の中で反骨精神もてる人って凄いと思うし、自分の価値観を信じ続けられる人って凄いなと思います。特に自分がそういうタイプではないので。

 あとは、刺さったのは以下の文章

「魚マニアの自分たちがやりたいことではなく、普通のお客さんが求めているものを作っていく」

 自分がやりたいことをやるのじゃなくて、誰かに価値を提供できることをやるっていうのは、自分もその通りだと思います。そして、そういう価値を提供することをより工夫して、楽しんでできることができるようになるのが、ほんとの理想の仕事の姿じゃないかなと思います。

 以前竹島水族館にいったときの記事です。本当に良い水族館だなと感じました。

Voicy

 以下で紹介しましたが、Voicyも働き方に関する話が多くて参考になります。良いなと思うのが、Microsoftのエバンジェリスト澤円さんのチャンネルですね。

 経沢香保子さんの仮想銀座高級クラブ「かほこ」チャンネルや、起業家のあやにぃさんのチャンネルも、仕事の悩みの話やキャリアに関する話が多いので悩んでいる方に良いかもしれません。

 Voicyに関しては以下参照下さい

映画「きっと、うまくいく」

 最近みた映画です。仕事やキャリアというより、自分らしく前向きに生きていくことの大切さを知ることができる映画です。元気がもらえる映画と思います。詳しくは以下記事参照下さい。

まとめ

 最近読んだ仕事やキャリアに関する書籍やサイトを紹介させていただきました。結構同じことを言っているなという共通点もありますが、どの本も、一つ一つの何かしら自分なりに新しい考えを得ることができたので、どの本も読んで良かったかなと感じています。

 一人で悶々と考えるより、本を読むと色々な人の意見を知ることができて、自分の頭が整理される気がするので良いですね。もちろん、色々な人と話すことも同様に凄い得るものが大きいし、自分自身の考えの整理や、新たな気づきになるなと感じる毎日です。

 肝心の転職活動の方は、ここでは詳しく書けないのですが、社内の方も社外の方も自分であまり想定していなかった展開になってきています。ただ、今のところは行動して良い方に向かったかなとは感じています。改めて感じたのは、自分のキャリアのことを考えるというのは、「自分がどう生きたいか?」「自分がどういう人間なのか?」「自分に今何ができて、これからどうなりたいか?」という自分の生き方を考えることだということです。こればかりは、自分で考えて自分で決めるしかないのですよね。そして、自分自身の個を高め続けることがこれからの時代はより重要になるし、自分自身を救ってくれるかもしれないなと、今回色々な本を読んで改めて感じました。

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