Godoxのストロボ&コマンダー購入
ずっと買おうか迷っていたGodoxのクリップオンストロボ(外付けフラッシュ)とコマンダーをついに購入してしまいました。
このGodoxの組み合わせは、普段見ている色々なブログで勧められていたのですが、一番心動かされたのはタケルさんの以下の記事です。そんなわけで、購入した機材もほぼ以下記事のまんまです(コマンダーは、Amazonでの評判が良かったのでオリンパス対応の上位機種にしています)。
他の参考になったブログ記事、及び今後参考にしようと思うブログ記事に関しては、本記事の最後にまとめて紹介します。
また、同じく色々なブログで紹介されていた以下の本もKindleでサクッと買いました。
クリップオンストロボ 本格ライティング 〜オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ
- 作者: 細野晃義,UNPLUGGED STUDIO
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/03/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ストロボを使うときの露出の考え方、白バック飛ばし、黒バック飛ばし等のストロボならではのテクニックも知れて良かったです。初心者なりに、一冊はこういう本を買って読んでおくと良いかなとは思いました。
ストロボ&コマンダーを使ってみる
オフカメラストロボのセットアップ
とりあえず、ストロボはホットシューにつければシャッターと同期して発光したのですが、オフカメラ(カメラからストロボを離した状態)でコマンダーからストロボを発光させる方法が最初よくわかりませんでした。以下の記事を参考に、なんとか設定することができました。
コマンダーからストロボを発光させるときは、上記記事の「ワイヤレスフラッシュモード」を使用することになります。具体的には、以下です(上記記事からの引用です)。
モードボタンを長押しでワイアレスフラッシュモードになります。
モード長押し、ダイアルを回すとMとSが出ます。
Mはマスター(国内正規版のTT600は出てませんので日本国内ではマスターモードは使えません。)
Sはスレーブモードです。
Sを選んだらGR/CHボタンを押してグループとチャンネルを設定します。
マスターとなるX1のチャンネルと合わせてください。
グループは発光量を同じにしたいストロボ同士を同じグループに設定します。
あー、そういうことね。完全に理解した。ということで、以下のようにコマンダー(写真左側)をマスターモード、CH(チャンネル)1 Gr(グループ) Aに設定。ストロボ(写真右側)をスレーブモード(下の方のSって表示ね) CH 1 Gr Aに設定します。
これでコマンダー経由で、ストロボを発光できるようになりました。
オフカメラでストロボ撮影
とりあえず使って見ないとよくわからないので、オフカメラ(カメラから離して)ストロボ撮影してみました。セッティングとしては以下のように、3脚にカメラとコマンダーを取り付け、離れた位置(写真右側)にストロボを置いて撮影します。
被写体は、ミクさんです。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2017/08/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ミクさんのプラモに関して詳しくは以下参照下さい。
ISO 200、F9.0、シャッタースピード 1/15と、十分暗くなる(部屋の明かりの影響が少ない条件)でセッティングします。そのまま撮影すると、以下のように真っ暗です。
まずは、直接ミクさんにストロボたきます。ストロボの強さは1/128くらいに調整します
うわー、めちゃ影キッツイです
次に、以下のようにカメラから内蔵の拡散板と反射板を引き出しストロボを間接的に当てます。ストロボの強さは1/32程度に強くします。
ちょっと影がまろやかになりました。でもまだキッツイ
次は、天井にストロボを向けて、天井でバウンス(反射)させてやります。これを専門用語で天バンというらしいです。結婚式でカメラマンさんがよく使うやつです。
だいぶまろやかになりました。
シャッタースピードを遅くして、背景を明るく飛ばしてやります(白バック飛ばしというらしい)。ミクさんが天使になってきました。
条件変えるだけで全然変わってきますね。奥が深いです。
まとめ
ストロボとコマンダーを買って、ライティングに入門してみました。個人的に、カメラのプロとアマの一番の違いってライティングだと思っていて、それだけにずっと恐ろしくて手を出せずにいたのですが、いよいよライティングの世界に少しだけ足を踏み入れてしまいました。
予想していた通り、1灯で試しただけでめちゃめちゃ奥深そうです。露出をどう合わせて良いのかすら全然わかりませんでした。ただ、絞り、感度、シャッタースピードの関係が頭に入っていれば、ストロボの設定を体で覚えれば、露出に関してはなんとかなりそうですね。とりあえず天バンで室内で子供を綺麗に撮れるだけでもストロボ買って良かったとは思います。
一番難しいのは、やはりオフストロボでモノ撮りするとき等に影をどう写すかですね。影を撮るで撮影とはよく言ったものです。当たり前ですが、ここらへんは色々設定変えて試して覚えていくのが一番良さそうです(というかそれしかない)。難しいですが、一つずつ知識が増えたり、出来ることが増えていくのは楽しいですね。また初心者に戻った気持ちで、恥をかきながら教えてもらいつつ、なによりカメラを楽しもうと思います。
これから、背景や多灯のストロボとかデフューザーとかレフ板とか、ライティング機材沼にズブズブ落ちそうで怖いですが、画像処理や撮影方法を工夫すれば、1灯でもある程度遊べそうなので、しばらくはストロボの基礎を勉強しつつ色々試してみようかなと思います。
参考リンク
光でプラスチックの壁を越えることができるのかというあそび [RG 1/144 シナンジュ メタリックグロスインジェクション] - SpaceFlier
背景を虚無の彼方へ「背景さよならライティング」 | Imaging World
写真が上手くなりたいならまずストロボ撮影。スピードライト買うべき理由 | 登山と写真で仕事をしている人。
ポートレートのライティング - RYOSUKE HAGIHARA
オフカメラストロボやろうぜ!(最初に買うものリスト) - Images & Words
【保存版】実は難しくない、クリップオンストロボの使い方。超基本から応用まで! - studio9
多灯ライティングの撮影手法・勉強方法に関するまとめ - $* nyme .^.^.0
ストロボ初心者のためにGodoxのストロボをオススメがてらまとめてみた!! - ミヤログ. 写真機材と画像編集ブログ
GodoxのストロボTT600を買ったら捗った!ラジオスレーブ内蔵でとても便利! | トコログ