フミコフミオ先生の新刊「ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。」を読んで考えたフミコフミオ先生のこと

f:id:karaage:20191002020217j:plain:w640

フミコフミオ先生の新刊献本いただきました

 なんと、伝説の会社員ブロガー、フミコフミオ (id:Delete_All)先生から献本をいただきました!

 少しずつ読み進めて、1週間ほどで完読しました!割と本を読むのは早い方なので、ビジネス書とか30分とか1時間程度でザーッと読んでしまうのですが、この本は一気に読んでしまうのが勿体無い気がしてしまい、自分としてはかなりゆっくりとしたペースで読みました。

 内容に関する感想ですが、私が書くまでもなく最高です。フミコ先生のブログの読者、ファンなら買って全く損はないです。なんと、全編本のために書き下ろしです。フミコ先生のブログは、最初から一応全部読んだことあるのですが、少なくともコピペしたような話は1つもありませんでした(私の鳥並みの頼りない記憶が確かならば)。

私とフミコフミコ先生

 フミコ先生の本の素晴らしさをみなさんに伝えたいところですが、残念ながらフミコ先生の文章の素晴らしさを表現するだけの文章力がないので、それは他の人に任せます。素敵だなと思った感想のリンクを貼っておきます(完全な人任せ)。

 そもそも、フミコ先生のファンはきっと本を買うはずなので(買わないと損です)、この記事ではフミコ先生を知らない人のために、フミコ先生の言うところのアッピールをすることで、少しでも本の売り上げに貢献したいと思います。というわけで、この記事では本の感想は置いておいて、私が敬愛するフミコ先生のことに関して僭越ながら少し書かさせていただきます。

 最初に自分のことを少し話すと、あまり人に話したことないのですが、子供の頃なりたかった職業は作家でした。といっても「表現したい世界がある」とか「本が好き」という純粋な理由では全くなく「税という名前がつくのに、お金が出て行かずに入ってくるの最高じゃん!」とか「先生って言われてチヤホヤされたい!」という、およそ子供らしからぬ低俗な欲望から来る憧れでした。

 ただ、そんな私のささやかな憧れは、この後3人の作家によって無残にも打ち砕かれることになります。

 1人目は村上春樹先生です。初めてその本を読んだ時「こんな文章が同じ人間に書けるの?」と激しくショックを受け絶望しました。ただ、しばらくするとノーテンキな私は「純文学(?)は無理でも、エンタメ系なら自分でもいけるっしょ!」と謎の自信を取り戻しました。

 そんなときに現れたのが2人目、森博嗣先生です。当時、大学生だった自分は作品の内容に衝撃を受けると共に、偶然にも森先生が自分が通う大学の助教授をしながら本を書いていることを知り、倍の衝撃を受けました「そんな生産性高い人間いる?」ちなみに在学中、森先生には一度だけお会いすることができました。もちろん遠くから見ただけですが。

 そして、すっかり作家の夢を忘れかけていたとき来たのがインターネットブームです。「ブログで面白いって言われる文章、しょうもないのばっかりじゃん」と、完全に自分のことを棚に上げて大言壮語を吐きつつ「自分にもブログならワンチャンあるんじゃないか?」と密かに夢をみたこともありました。そんなときに現れたのが3人目。そう、フミコフミオ先生です。衝撃でした。ブログの世界にこんな人がいたのかと。ほぼ純粋な文章だけのコンテンツで圧倒的な面白さ、人気、そして入力デバイスはガラケー。漫画の主人公じゃないですか。

 3人に共通するのは、圧倒的に人気があると共にアンチが多いということですね。それだけ内容が尖っていると共に、桁外れに多くの人に読まれているということなのでしょう。

 ちなみに、この3人を含めた作家を含む、作家が文章を書く速度を比較したことがあります。よろしければ以下記事参照下さい。

 自分なりの予想ですが、もしガラケーに限定した文章速度のランキングがあれば、恐らくフミコフミオ先生はブッチギリでトップに君臨すると思います。

フミコ先生の本が売れてほしい

 フミコ先生の本が売れて欲しいと思っています。それは、奥様に印税の9割をとられ、印税が(推定)約1%となるであろうフミコ先生に同情しているからではありません。以下のフミコフミオ先生へのインタビュー記事でとても気になる文を見つけてしまったからです!

今年に入って、はてなブログさん側からトップブロガーの方々に打診していただける信頼度の高いプロジェクトがスタートすることになったんです。

 私はトップブロガーではないですが、「継続年数 X 読者数 X はてブ数 = はてな力」という謎の方程式で比較するなら、はてなブログで20位くらいには入っているはず…!なによりはてなブログ大賞にフミコ先生に選んでいただいている漢です!

 ということは…フミコ先生の本がバカ売れすれば、100万部とか売れれば…何かの間違いで、私のところにもおこぼれが…!という純粋な私利私欲のために、フミコ先生を応援しています!

 ほんと、大好き…印税…

まとめ

 フミコ先生の本の内容に一切触れない、フミコ先生の本のレビューを書いて見ました。みなさん、「胃に穴」買って下さい。フミコ先生のために、そして何より私の夢の印税生活のために!

関連記事

 今回、関連記事はフミコ先生関係のもので揃えて見ましたので、よろしければこちらもどうぞ。