5歳の娘が「プログラミングしたい」と言い出したのでラズパイでプログラミング教育環境を構築してみた

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娘とパソコンしていました

 5歳の娘が「パソコンしたい」と言い出したので、親子で一緒にパソコンしていました。娘のパソコンは、以前ラズパイで仕立てたノートPCです(詳細は以下記事参照ください)。

 私のパソコンは、ステッカーがたくさん貼られたオタク仕様PCです。もうすぐM1 Macに置き換え予定です(さりげないマウンティング)。

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   娘は「キャッキャ」とキーボードをカタカタと打っていたのですが、突然「プログラミングがしたい」と言い出しました。

 「プログラミング」という単語すら教えたことなかったので、突然の発言にビックリしましたが、やりたいものは仕方ないので環境を構築することにしました。

「プログラミング教育といえばScratchかな」

 という安直な考えにより、Scratchを入れることにしました。ラズパイならターミナルで以下2行実行するだけです。簡単ですね。

$ sudo apt update
$ sudo apt install -y scratch3

 インストール後は、メニュー画面のプログラミングからScratchを選んで起動します。

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 ネコちゃんの起動画面

プログラミングってどうやって教えれば良いのだろう?

 ここまでやって、ふと困ったことに気づきました。

「プログラミングってどうやって教えれば良いのだろう?」

 自分自身、プログラミングに関しては完全に独学で、人に教えてもらった経験はほとんどないので、よく分からないのですよね。仕事だと適当に本でも渡して読ませるのですが、娘はまだ平仮名しか読めません。

 というわけで、とりあえずプログラミング教育のScratch本を用意しました。

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 本の通り、ネコちゃんをクルクル回転させたり、大きくさせたり小さくすると、娘は「キャッキャ」と喜んでくれました。さすが書籍は、ちゃんと子供のツボを押さえてますね。

 ちなみに、ブロック式とはいえ、漢字の読めない娘にはまだコーディングが難しかったので、娘の仕様に従いコーディングするという下請けプログラマー的なことをしてました。

Scratchに関するアドバイス

 TwitterでScratch本の監修者のアベ先生よりアドバイスいただいたので紹介します!

 「にほんご」モード使えるのは知らなかったのでありがたかったです。Scratch 1.4はインストールできたのですが、残念ながらラズパイでは音が出ない問題がありました。

まとめ

 娘がプログラミングしたいと言ったので、ラズパイでScratchの環境構築をして少しだけプログラミングを教えてみました。プログラミングを(特に漢字の分からない)子供に教えるのって難しいですね。

 プログラミング教育の本なんていらないかなと思っていましたが、全然必要でした。実際に子供からのフィードバックを受けて作られたであろうカリキュラムは有益です。

 しかし、娘がプログラミングしたいと言い出したのにはビックリしました。どこで知ったのでしょうね。「花火が作りたい!」みたいなことを言っていて、最初意味がわからなかったのですが、以前に、お家花火をしたことを覚えてくれていたのかもしれません。

 自分自身は、子供のときプログラミングに興味あって、親に当時は高級品だったパソコンを買ってもらったので、自分の子供に関しても、子供がやりたいと望むならできる限り環境は用意したいなと思っています。pi-topは、キーボードのうち心地も悪いですし、ラズパイ2だとScratchの起動も遅いのでよくないですね。

 M1 Macが届いたら、古いMacbookを渡しても良いかなとか思っています。もしくは、IchigoJamやPC-98化したラズパイでBASICから学んでもらうのも良いかもしれませんね(笑)

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変更履歴

  • 2021/02/07 Scratchに関するアドバイスを追記