豊橋市自然史博物館の特別企画展 「ポケモン化石博物館」を素材にStable Diffusion

豊橋市自然史博物館で「ポケモン化石博物館」

 愛知県豊橋市の自然史博物館で「ポケモン化石博物館」の企画展が開催されるということで家族で行ってきました。巡回展で、以前東京の「国立科学博物館」に行ったときにやっていたのですが、予約一杯で見れなかったので、愛知で見られるのは純粋に嬉しかったです。

豊橋市自然史博物館サイト

化石 x ポケモン

 展示は子供から大人まで楽しめる、知的好奇心を満たすものだったと思います。

 実際の化石から、個性豊かなモンスターを産み出すプロのクリエイターの想像力・創造力を実感しました。

Stable Diffusion x 化石

 ここで、最近ハマっている画像生成AI「Stable Diffusion」です。Stable Diffusionに関しては、以下記事参照ください。

 image2imageという機能を使って、化石をポケモンに変換してみました。AIの創造力がどこまでか、プロの創造力と比べてみたいと思います。

トリケラトプス

 まずは以下のトリケラトプスの化石を題材にしたいと思います。

 ポケモン

 AI

 ポケモン、さすがプロというデフォルメ力ですね。AIの方も、十分凄い(少なくとも私より)ですが、単純な焼き直しに見えちゃいますね。元から離れた絵になるような設定も試してみましたが、直ぐに破綻してただのポケモン画像になってしまいました。

アンモナイト

 次はアンモナイトです。

 ポケモン

 プロの仕事ですね。素晴らしいです。

 続いてAI

 あっかーん!それはダメですよ!!いや、ある意味凄いですけど、諸星 大二郎先生の漫画の世界になってます。

動物園

 ポケモン化石博物館を出たあとは、博物館併設の動物園(のんほいパーク)を散歩しました。何でもStable Diffusionの素材に見えてくるので、相当重症ですね。動物をロボット化とかしてみました。

 なかなかやりますね。

まとめ

 「ポケモン化石博物館」を素材にStable Diffusionで遊んでみました。やっぱり人間の創造力は凄いなと思う一方、AIにも創造力を感じたりしました。

 ただ、今回のような特別企画は、人間がポケモンを化石や恐竜の情報をもとに、創造力を働かせてポケモンをデザインしたという思考の過程があるからこそ企画ができたのではないかと思います。AIだと安くポンと変換してキャラクタを作ることできますが、当然そこには過程がないのですよね。

 人間の価値って、そういうところにもあるのかもしれないなと少し感じました。勘違いかもしれませんが。

  豊橋市自然史博物館での「ポケモン化石博物館」は2022年7月16日(土)~11月6日(日)の期間で開催しています。気になった方は是非!一人でも、友人とでも、家族とでも楽しめる企画だと思います。

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