基盤モデルとロボットの融合:家庭で楽しむAI技術

はじめに

 からあげです。去年に引き続き松尾研のアドベントカレンダー「基盤モデル×Robotics Advent Calendar 2023」に参加します。去年は、全く関係ない外の人として参加しましたが。今年は、転生(?)して松尾研の中の人としてカレンダーに参加します。

基盤モデルでロボットを動かしたい

 「基盤モデルでロボットを動かしたい!」

 このページを見ている人は、多かれ少なかれそんなことを思っているのではないでしょうか?よくわからないけど、ルンバとかAIで動かせるの面白そうと思っている人もいるかと思います。

 ただ問題はハードウェア、すなわちロボットですね。お金のある会社でも、なかなか高額なロボットは変えないですし、個人だとなおさらです。そのため、この記事では基盤モデルを使って制御できる、個人でも買えるロボットを紹介したいと思います。

ルンバ

 最初にやはりルンバですね。手頃に買えるのと、なんと掃除もできます。家族を持っているご家庭でも買いやすいのが特徴です。

 少し古い、DINコネクタが搭載されているタイプがオススメです。Pythonで制御できますし、ROSでも制御することができます。

 詳細は、以下記事参照ください。

 去年のアドベントカレンダー参加記事ですが、基盤モデルを活用して動かしてみた例です。

スタックチャン

 スーパーカワイイロボットのスタックチャンです。手乗りサイズのコミュニケーションロボットです。

 簡単にChatGPTを搭載できます。

 有志の方が、ROS対応したりもしています。

myCobot

 ロボットアームだと、ちょっとお高いですが、myCobotでしょうか。こちらもPythonやROSで制御できます。

 基盤モデルではないですが、AIで制御したりもしています。

余談

 本記事とは直接関係ないですが、松尾研の研究会「Deep Learning JP」のスライド、Slideshareの広告でユーザビリティ悪かったので、全てをDocswellに移行しました!

 移行に関しては、松尾研の関係者、ドクセルの担当者様に多大なるご協力いただきました!移行の方法などは以下記事参照ください。

 こういった地味に重要な活動もしていたりします!

まとめ

 簡単ですが、基盤モデルに対応したロボットの紹介をしました。これで基盤モデル×Roboticsに入門してみてください!

 あと、松尾研のアドベントカレンダー、投稿すると松尾研に入れるという噂(N=1の実証例)ですので、興味ある方は是非!今年もまだ間に合います!

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