電子書籍
私は、最近買う本の7割くらいは電子書籍です。紙で買うのは電子書籍化されていない雑誌系くらいでしょうか(ジャンプとかトランジスタ技術とかカメラ系雑誌)。本が欲しい時はまずは電子書籍を検索してしまいます。
電子書籍といっても、かなりの数のサービスがあるって千差万別ですし、ちまたの比較記事はスポンサや利権が絡んでそうでいまいち信用できない。そんな中、個人ブログで色んなサービスを自分で使用して比較をきっちりしてくれているマニアな方がいて、結構信頼していたのですがブログが閉鎖になっていました。
まあそんな混迷(?)の時代に、自分がどうしているかをメモ代わりに書いておきます。誰かの参考になると幸いです。ちなみに私は比較とか一切してない独断と偏見であまり気にしないで下さい。
KinoppyとKindleで決まり
私が今使っているのは、紀伊国屋のKinoppyとAmazonのKindleです。
理由を列挙していきます。
大手だから
どんなに安くて、どんなに今優れていても、潰れてしまうと折角買った本も再ダウンロードできないという悲しいことになってしまうので…。この2つは多分そうそう終わることはないでしょう。あと、今多少不都合なことがあっても、潰れてさえいなければ、きっと少しずつサービスも良くなっていくだろうという前向きな期待もあります。
楽天koboは?という声もありそうですが、個人的にはあんまり信頼できなくて、いつ消滅しても不思議じゃないと思っています。まあここらへんは自分が信じられそうなところを選ぶのがよいと思います。Kindleなんて信頼できるかよ!って人もいるでしょうしね。
電子書籍だろうと、紙だろうと無くなるときは無くなります(紙だって燃えたら終わり)。要はリスクとメリットをどう考えるかです。
色んな媒体でよめる
KinoppyはiPhoneでもiPadでもAndroidでもWindowsとMacでも読めます。うれしいですね。個人的には、iPhoneとiPadに対応していれば十分なのですが、自分も気まぐれでいつデバイス乗り換えるのかわからないので、色んなプラットフォームに積極的に対応してくれる姿勢は凄いうれしいです。Kindleは若干不安かな。
また両方とも、どこまで読んだかと言う情報が保存されるので、iPadで途中まで読んで、iPhoneでその本を開くと途中からすぐ読めるという読み方できるのが地味に嬉しいですね。
すぐ買える
KinoppyはiPhone/iPadからApple IDで購入できます(買えないものもある)。そしてストアとリーダが一体化しているのでそのままシームレスに読めます。Kindleはストアとリーダ一体化さえしてないもののAmazonワンクリック余裕で購入できるのでそれほどストレスは感じません。
安いときもあるかな?
Kinoppyは普通です。Apple IDだと購入できる価格単位が決まっているのでちょい割高かもです。KindleはKinoppyと比べると安い場合が多い気がします。最近は頻繁にフェアとかもやっているみたい。無料の本(多分著作権切れたもの)も結構多めなのが特徴。
在庫はそこそこ豊富
欲しいものは有名ものなら、この2社を検索すると大体でてきます。漫画に関しては、自分はあんまり買わないので困ってないのですが、在庫はそこまでこの2社は多くないようなので、他も併用した方がよいのかもしれません。
2社くらいが限界でしょう
たくさんのサービス、それぞれでメリットとかあったりキャンペーンとかしていますが、あんまり分散すると何をどこで買ったか分からなくなってしまうので、2社くらいに絞った方がよいと思います。ほんとはKinoppyだけにしぼりたかったのですが、Kindleの方が安いことが多かったり、在庫Kinoppyに無くてKindleだとあることがたまにあったので併用しています。
最近買ったオススメの本
影武者徳川家康
- 作者: 隆慶一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/08/31
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 180回
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- 発売日: 1993/08/31
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ハワイに行く飛行機でずっと読んでました。ずっと読みたかったのですがついに読んでしまいました。実は本物の徳川家康は関ヶ原で死んでいたというトンでも設定。作者の隆 慶一郎さんはこの設定を思いついたとき「ワシはとんでもないことを思いついてしまったで!」とさぞ興奮したんだじゃないかと思います。最近何故かテレビドラマ化とかされていますね。個人的には死ぬまでに「影武者徳川家康」と「一夢庵風流記(花の慶次の原作)」は大河ドラマ化して欲しいです。
漫画版
- 作者: 隆慶一郎,原哲夫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/03/30
- メディア: コミック
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漫画の方もオススメ。原作では不細工なはずの家康が超絶イケメンになってて驚きます。ジャンプコミックスの方は絶版になっているみたいですが、トクマコミックで再販されているようです。これはまだ電子書籍化されていないみたいなのでリクエストしておきましょう。
山月記
- 作者: 中島敦
- 発売日: 2012/09/27
- メディア: Kindle版
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Kindleで無料だったので買ってしまいました。中学か高校の国語で読んだ覚えがあります。懐かしい。
これを読んでからsasakure.UKのタイガーランペイジを聞くのがおすすめです。