採血の成功確率を上げるための攻めのテクニック

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採血のお注射が苦手です

 健康診断ってありますよね。私が、その中で最も苦手とするのが採血です。あまりに苦手で採血のときにいつもブルブル震えているので、よく看護師さんに

「だ、大丈夫ですか?」

 と心配されるくらいには苦手です。

 近年は、それに加えて採血に失敗することが多くなってきました。苦手なお注射を何度も…考えただけで健康診断が憂鬱になってしまいますね。そんなお注射苦手な我が同志のために、最近私が実践している採血に成功するためのテクニックをここだけで紹介しようと思います。

採血の成功確率を上げるためのテクニック

採血成功の定義

 最初に、採血における成功を定義したいと思います。以下2点です。

  1. 採血に1度で成功する
  2. 採血の際に痛みが少ない

 私は、この「採血の成功」という輝かしいゴールを得るための驚くべきテクニックを発見したので、ここに記します。

 また、最初に言葉を定義しておきます。

 我々、採血される側の人間を便宜上「採血ee」、採血する側の人間を「採血er」とします。

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採血成功のための鉄板テクニック

 私が長年の研究の末に生み出した、採血の鉄板テクニックが以下3つです。

  • 最初に告白!
  • 相手を観察せよ!
  • 積極的にチェンジしろ!

 なんだか、恋愛指南みたいですね。順に説明していきます。

最初に告白!

 まずは、採血eeから採血erに、正直に注射が苦手なことを打ち明けましょう

「実は注射が苦手で、最近よく採血に失敗してしまうんです」

 こう告白することで、まずは相手に少しでも親しみを持ってもらうことを狙います。

 また「自分の採血は難易度が高い」と印象付けます。何故こんなことをするのでしょうか?相手の立場になって考えてみましょう。採血erは、1日に何十人ときには何百人と採血することも多いはずです。ひょっとしたら合コン明けで寝不足で疲れている可能性もあります。どうしても流れ作業的になってしまうときがあるのは、やむをえないでしょう。そこに少しだけアクセントを加えることで、集中力がアップする効果が期待できます。

 「何これ…?」と思ったでしょうか?採血への成功は、このような地道な努力による失敗確率低減の積み重ねです。銀の弾丸はありません。この考え方は、何事にも通じると信じています。

 また、ここでの告白による採血erとの関係構築は、この後のテクニックへの重要な布石にもなっています。これに関しては後ほど説明していきます。

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相手を観察せよ!

 採血のとき最も重要なのは、もちろん「採血er」です。我々「採血ee」は「採血er」に赤子のように全てを委ねるしかないのです。ここで、重要なのは「採血er」の観察です。注目すべきポイントは下記3点です。

  1. 熟しているか?
  2. 迷いがあるか?
  3. 慎重さがあるか?

 最初にまず見るのは、採血erが十分に熟しているかです。これは年齢だけでなく、精神的なものも意味しています。十分な採血経験を積んだ採血erは、独特のオーラを発しています。このオーラをいかに察するかが、我々採血eeに求められる能力です。これは一朝一夕に身につくものでは無いので、何度も採血失敗の経験を繰り返して徐々に身につけていく必要があります。

 ただ、初心者でも比較的簡単に見分けられるポイントがあります。見た目の年齢が1つですが、それ以外が2点目の「迷いがあるか?」です。

 採血時に採血erから次のような言葉が出てきたら黄色信号です。

ex: 「うーん、血管細くてよく見えないなぁ」

ex: 「どっちの腕がよいかなぁ」

f:id:karaage:20201011161632j:plain:w640  危険です

 逆に上級者になると、片腕をみたときに

「こちらでも大丈夫ですが、念の為もう片方の腕もみておきましょうか」

 といった、相手を安心させるような慎重さ、ホスピタリティも発揮してくれたりします。これが確認すべき3点目となります。

 このあたりは、熟しているかも含めて採血erの能力を総合判断すべきでしょう。私は、独自の経験により採血erを以下の5段階でランクづけしています。もしよければ参考にしてください。

  • S級:経験を積んだ最高の採血er。採血のテクニックはもとより、ホスピタリティも求められる
  • A級:採血がうまく、まず失敗しない。この領域の採血erであれば全く問題ない
  • B級:難易度が難しい採血でない限りは、採血成功するレベル。採血erはまずここを目指して欲しい
  • C級:普通に採血に失敗する。1回採血に失敗すると、A級・S級に助けを求める
  • D級:1回ならず2回,3回と失敗する。たよりなくその振る舞いは採血eeを恐怖のどん底に陥れる

 当然、採血ee側も難易度に従い5段階程度にランクづけされますが、今回は省略します。

積極的にチェンジしろ!

 ここからは応用編、攻めのテクニックとなります。観察で「採血er」の実力と「採血ee」の実力に大きなミスマッチが発生していると判断した場合、チェンジを申し出ましょう。

 実際には、1度採血を失敗された後に、申し訳なさそうな顔で

「もう少し、経験のある方に変わってもらうことはできないでしょうか?」

 と要望する形になります。あくまで「採血er」の気持ちを害さないように十分配慮しましょう。

 ただ、「採血ee」側が経験を十分に積み、観察の結果「このまま、この採血erに任せると絶対失敗する!」と判断できた場合は、勇気を持って奥義「採血前チェンジ」を申し出ましょう。

 その場合は、「採血ee」である自分自身の採血難易度と、より経験のある「採血er」に採血してもらうことで、採血のミスマッチを無くし、失敗による時間の無駄が省けるという相手にとってのメリットを伝えることが大切です。「採血ee」と「採血er」でWin-Winを築くことが交渉成功のコツです。

 ちなみに、私自身まだ採血前チェンジは1度しか行ったことがありません。あくまで最終手段と心得てください。

まとめ

 採血の成功確率を上げるためのテクニックに関して解説しました。今回、写真にはじめて「ぱくたそ」様のフリー素材を使用しました。多分、このブログでフリー素材の写真やイラストを用いることは最初で最後になると思います。

 繰り返しになりますが、基本的に「採血ee」は「採血er」に全てを委ねることになります。ただ、鬼滅の刃で冨岡義勇が「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と言うように、じっくり相手を観察し、明らかな危険を察知した際は、攻めに転じることも重要であると思います。今回紹介したテクニックが、悩める全国の「採血ee」の役に立つことを心から願っています。

 加えて、ここに書いたテクニックはあくまで「採血ee」と「採血er」の極端なミスマッチによる不幸と無駄を減らすためのものです。悪用して、医療従事者の方を困らせることの無いよう最大限の配慮をお願いいたします。karaageは、新型コロナ禍の中、懸命に働く医療従事者の方々を心より応援しております。

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