オンラインでのプレゼンテーションテクニック
オンラインでのプレゼンをする機会が増えてきました。2021年は個人で6回ほど勉強会でオンラインでの登壇をしてきました。仕事でも同じくらい発表しているので、大きなもので10回以上、小さなものを含めると無数にありますね。
このブログを読んでいる方でも、何かしらPowerPointなどを使ったオンラインでのプレゼンの機会がある方は多いのではないかと思いますので、私がオンラインの登壇を通して身につけたり、教えてもらったちょっとしたTIPSやテクニックを惜しげもなく公開したいと思います。
ちなみに、大したものはありませんし、こういったテクニックはあくまでプレゼンのおまけです。少しでも本来集中すべきことにフォーカスするためのものとして理解ください。
実は1年以上前に、以下のような記事も書きましたが、このときまだ1回しかオンラインでプレゼンしてなかった(笑)ので、そのバージョンアップ版という位置づけでもあります。
機材・準備編
プレゼンするまえの準備に関してです。
ヘッドセット
やはりヘッドセットは重要ですね。MacならAirPodsで良いかなと思うのですが、Windowsとの接続性の悪さや、充電時間の限界があるので、私はUSBヘッドセットを推したいです。ポイントは以下です。
- 接続性の良さ
- 充電不要
- 周りに「今、会議中」と自然とアピールできる
特に、会議中アピールは意外に重要だったりします。AirPodsだと、気づかれず会議中に話しかけられちゃったりするんですよね。あと、長時間会議で、充電無くなると困りますし(そんなに長い間会議するなという話はありますが、まあ色々事情があることもあるのです…)。
最近は、音質に関しても簡易比較しました。以下記事参照ください。
スライドサイズは16:9
基本的なことですが、スライドのサイズは16:9で作るほうがよいです。私は今まで互換性を意識して4:3で作ること多かったのですが、オンラインだとZoomにせよYouTubeにせよ16:9が基本サイズとなります。
スライドのサイズ16:9で指定されることが多いので気づきました。今は特別な指示がなければ16:9で作るようにしています。
プレゼン動画作成
実はPowerpointやKeynoteだと、結構手軽に音声を入れたプレゼン動画を作成(エクスポート)できます。オンラインなら、事前収録の動画を使っても、視聴している人にとっては大きな違いないので、動画で対応も比較的しやすいです(動画でお願いされたことも何度かありました)。
ライブでのプレゼン苦手な人は、動画対応できるか相談しても良いかなと思います。ライブに見せかけて、こっそり動画を再生という手段も良いかもしれません(笑)
アバター表示
ビジネス用途では使わない(というか特殊用途)かもしれませんが、顔出しできないけど、自分の気持を手軽に伝えたいときは、簡易アバターを使うのがオススメです。詳しくは以下記事参照ください。
プレゼンテクニック編
プレゼン中に使えるテクニックです。基本、PowerPoint/Keynote共通のテクニックです。
ウィンドウ表示での再生
プレゼンを再生すると、デフォルトだとフルスクリーン表示になり、プレゼン以外のこと何もできなくなります。例えば、Zoomのコメントをみたり、プレゼン途中にTwitterをしたくなったとき(?)に困りまりますね。
そんなときは、ウィンドウ表示での再生すると、フルスクリーンにならずプレゼン再生できるので便利です。もちろん、見ている人にはフルスクリーンとして表示されます。
キーボードショートカット
オンラインに限らずですが、覚えておくとよいプレゼン中に使えるショートカットです。PowerPoint/Keynote共通のものです。
- 数字の番号押すと、その番号のスライドに一瞬で移動
B
,W
を押すと一瞬で黒画、白画表示
他にも色々ありますが、自分が実際に使うのは上のものくらいです。
まとめ
オンラインでのプレゼンテーションテクニックをいくつか紹介しました。ただ、これらのテクニックは実はささいなことで、本当に大切なのは、プレゼンで伝える相手がどんな人で、どんな内容を伝えるべきなのか、このプレゼンを聞いた後に視聴者に何をして欲しいのかと考えたり、プレゼンの練習を繰り返すことだと思います。
それは、オンラインでもそうでなくても変わらないことですね。本質というのは、環境が少しくらい変わっても通じるものだと思います。プレゼンの本質的な考え方に関しては、澤円さんの書籍がオススメです。以下記事も合わせて参照ください。
参考リンク
リモートワークをバラ色に ダミーアダプター活用のお勧め MAC編 - Qiita