リアル宝探しゲームのきっかけ
リアル宝探しをプレイしました。というか、実はやむにやまれずです(笑)アイキャッチ画像にもあるように、愛用している時計(Xiaomi Mi Smart Band 4)を、娘と遊びに行った近所の公園で無くしてしまったのです。
あるべき姿
あってはならない姿
ちなみに、この姿になったの2回目です(笑)
このタイミングで新しい機種(Mi Smart Band 5)を購入しようとも思いかけたのですが、やはりそれなりに愛着もあるので、探してみることにしました。
といっても、ノーヒントだととても探せそうにありません。そのとき…来たる…天啓!!圧倒的閃(ひらめ)きです!!
Mi Smart BandはスマートフォンとBluetoothで繋がっています。そして、Bluetoothは、指向性の低い、比較的近距離の通信。ということは…!
公園で、ギリギリBluetoothの繋がる箇所(下図の丸)をプロットして、いき、その点を近似するような円の中心にお宝(Mi Band)があるはず!!
完璧な理論
「これは行ける!」ということで、家族総出で公園に探しに行くことにしました。
リアル宝探しゲーム開始
家族に宝探しを手伝ってもらうために、賞金をつけることにしました。報酬は見つけた人によって差があり、以下となります。
- 妻:1万円
- 娘:500円
- 私:妻からの無償の愛
みんな高額賞金にやる気十分です。ちなみにMi band 4はAmazonで3000円で買えます。
早速、公園でBluetoothでMi Bandを探します。
絶望的な探索空間の広さ
ドラゴンボール世代のおっさんなので、気分はドラゴンレーダーでドラゴンボールを探す、初期の悟空とブルマですね。ついつい名曲「ロマンティックあげるよ」を口ずさんでしまいます。「ワンピース」世代の人は「ウィーアー」を熱唱しましょう。
しばらく歩き回ると、接続しないBlueetoothが…
悲しみのNo Connection
繋がった!!
Mi band生きてた!
お宝発見へ
探し回ること約30分、ついに妻が見つけました。
感動の瞬間!
喜びのピースサイン
ちなみに私の完璧な理論ですが、Bluetoothの接続距離が一定じゃなかったり、公園に高低差や障害物が多くて、あまり役に立ちませんでした(笑)
理論と実践の違いを体感しましたが、考え方自体はある程度役に立ちました。
ちなみに、純粋に早く見つけたいだけの人は、Bluetoothの強度をもとに距離を推測してくれるアプリがあるので、そいういうのを使うのがよいです。iPhoneだと「Wunderfind」というソフトがありました。
Wunderfindの画面
私は、探し終えてからアプリの存在に気づきました(笑)
まとめ
Bluetoothを使ったリアル宝探しゲームをしました。無くなったときは、ショックで落ち込みましたが、ちょっと考えてみたら、思わぬ楽しみや発見が得られました。何事も塞翁が馬ですね。リアル宝探しゲーム、娘は相当気に入ったみたいで、「明日もやる!」と言って、自分で宝の地図を描いてもり上がっています(笑)
Bluetoothを使ったリアル宝探しゲーム、思いのほか楽しかったのでエンターテイメントとしてやってみるのも面白いかもしれません。Apple WatchやAirPodsでやれば、必死になって盛り上がること間違いなしですね(笑)ただ、無くした時のショックも大きいので、忘れ物防止に使われるような安価なBluetoothビーコンを使うと手軽で良さそうです。
探す方は、接続未接続に加えて、Bluetoothの強度をもとに、おおよその場所を音や光で教える「ドラゴンレーダー」的なアプリがあると面白そうです。スマートフォン以外でも、M5 StackとかのESP32系のマイコン使っても、それっぽいものが作れそうですね。本格的にレーダーっぽいデバイスと、お宝っぽいボール作ると盛り上がるかもしれません。名前は「ロマンティック探すよ」で決まりですね。今度作ってみようかな(笑)

【日本正規代理店品】Xiaomi Mi Smart Band 4 スマートバンド 活動量計
- 発売日: 2019/12/23
- メディア: エレクトロニクス
実際に作ってみました
M5Stackを使ってプロトタイプを作ってみました。Zennの以下記事を参照ください。今度実際にプレイしてみようと思います。
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変更履歴
- 2021/03/09 M5Stackを使ったプロトタイプの情報を追記