身体を楽器にするアプリ「Skeleton Sequencer」がブラウザで動くようになりました

「Skeleton Sequencer」とは?

 「Skeleton Sequencer」は、私が昔から制作に取り組んでいる身体の形でメロディを奏でる楽器です。

 一番古いものは、2012年になります。

 このころは、Kinectという3DカメラとProcessingというプログラミング言語を使っていました(このころはHuman Sequencerと呼んでいました)。

 非常に大掛かりなシステムで、とても手軽に楽しむことはできませんでした。

 それが、やがてAIが進歩し3Dカメラでなく、普通の単眼カメラで姿勢が推定できるようになると同時に、軽量のAIモデル、小型でパワフルなシングルボードコンピュータが発展し、Jetson Nanoを使用したもの -> ラズパイ(Raspberry Pi)を使ったものといったように進化してきました。

 そんな「Skeleton Sequencer」ですが、ついにブラウザ上で動くようになりました。

Skeleton Sequencer on Web

 詳しくは、Protopediaの記事にまとめていますので参照ください。

 以下のブログ記事で紹介した、p5.jsを使っています。

 実際に試してみたい方は、以下リンクから遊ぶことができます。

 カメラがついていれば、Windows / Mac / iPhone/ iPad / Android端末等一通りの環境で動くことは確認しました。うまく動かないときは、ブラウザを変えてみるなど試してみてください。

まとめ

 Webで楽しめる、身体を楽器にするアプリ「Skeleton Sequencer」の紹介でした。

 かつては割と大掛かりなシステムが必要だったものが、ブラウザ上で動いてしまうのだから技術の進歩を感じますね。

 一方、ずっと同じものを作り続けている進歩のなさ。精進したいものですね。

関連記事