AIが作る作品に笑い泣く日々
この問いに関して、ブログ書こうと思っていたのですが、なかなか書けずに時間が経ってしまいました。
書こうと思ったとき(2ヶ月くらい前)の自分の答えは迷っている感じで「どちらとも言えない」だったのですが、今だと多少の条件付きで「Yes」です。
AIが作るもので、本気で心を動かされることなんてないだろと思っていたのですが、一番最初に自分の意識を変えたのが、まさかの「オモコロチャンネル」の動画でした。このAIが考えた謝罪文の動画で信じられないくらい笑ってしまいました。
あとは、AI研究者のshi3zさんがChatGPTとStable Diffusion(Memeplex.app)を使って描いた漫画ですね。
shi3zさんのnoteで続きも読めるのですが、普通におもしろいです。
AIとの共創のハードルが下がってきている
今までもAIとの共作した作品はありましたが、今まではアーティストとAI研究者のプロジェクトだったり、一部のAIとアート両方の知識がある特別な人の作品というのが多かったのですが、ここに来てグッと、AI使ったことないアーティストや、アーティストでないAI研究者が、AIと共作するケースが増えて来たように感じます。
ストーリーのあるコンテンツ(小説・漫画・映画)は、AIには当分厳しいかなと数年前は思っていたのですが、ChatGPTは、既に多くの人の文章能力を超えている感じはありますね。自分もスピードでは勝てないですし。
まだまだまともな文章の依頼に対しては、自分は負けない(自分の求めるレベルの文章は生成できない)と感じますがあと何年優位性を保てるか、ちょっと自信がないですね。
お義母様に、ボランティア活動で使うために、記念日をテーマに1000文字の文章を書いてほしいと依頼を受けました。
— からあげ (@karaage0703) December 31, 2022
無報酬なので、ChatGPTでサクッと生成しちゃおうかなと思いましたが、全然使える文章にならなかったので結局自分で30分くらいで書きました。
はじめて、お義母様に尊敬されました
ちなみに、私もAIとの共創はじめました。4コマ漫画描いてます。よろしければご笑覧ください。
作り方は以下記事参照ください。
まとめ
AIに人が感動する作品を作れるのかというテーマで考えたことを書いてみました。少なくとも、人と共同で作る作品だと自分は思いっきり心を動かされています。最初に条件付きと書いたのは、この人の手がまだ入っているという部分ですね。ただ、今後はより人の手が減っていくことになり、限りなくゼロに近くなるのは想像に難くないですね。
たしかshi3zさんがAbemaTVで、この記事と同じ「AIが作る作品に人は感動できるのか?」という質問に「人が感動するかどうかは、それほど重要じゃない。人は、自然が作り出した夕日にだって感動できる」というような解答(映像みつからなかったので記憶頼りに書いてます、全然違ったらすみません)をしていました。うまく言えないのですが「なるほどな」と何故かめちゃくちゃ納得した記憶があります。
良い作品つくる人が、クズ人間というのはよくあることですし、心がない(と思われている)AIが作る作品が人を感動させても、不思議ではない気がします。逆にいうと、感動できるということが(今のところは)人間の価値になるのかもしれません。
数年後どんな状況になっているか分かりませんが、そのときこの文章を見返すと新たな発見があるかもしれませんね。こうした、自分のために文章を書くこと、読み返して考えるということも、人間ならではの行動なのかもしれません。