AIに人が感動する作品を作れるのか?

AIが作る作品に笑い泣く日々

 この問いに関して、ブログ書こうと思っていたのですが、なかなか書けずに時間が経ってしまいました。

 書こうと思ったとき(2ヶ月くらい前)の自分の答えは迷っている感じで「どちらとも言えない」だったのですが、今だと多少の条件付きで「Yes」です。

 AIが作るもので、本気で心を動かされることなんてないだろと思っていたのですが、一番最初に自分の意識を変えたのが、まさかの「オモコロチャンネル」の動画でした。このAIが考えた謝罪文の動画で信じられないくらい笑ってしまいました。

 あとは、AI研究者のshi3zさんがChatGPTとStable Diffusion(Memeplex.app)を使って描いた漫画ですね。

 shi3zさんのnoteで続きも読めるのですが、普通におもしろいです。

AIとの共創のハードルが下がってきている

 今までもAIとの共作した作品はありましたが、今まではアーティストとAI研究者のプロジェクトだったり、一部のAIとアート両方の知識がある特別な人の作品というのが多かったのですが、ここに来てグッと、AI使ったことないアーティストや、アーティストでないAI研究者が、AIと共作するケースが増えて来たように感じます。

 ストーリーのあるコンテンツ(小説・漫画・映画)は、AIには当分厳しいかなと数年前は思っていたのですが、ChatGPTは、既に多くの人の文章能力を超えている感じはありますね。自分もスピードでは勝てないですし。

 まだまだまともな文章の依頼に対しては、自分は負けない(自分の求めるレベルの文章は生成できない)と感じますがあと何年優位性を保てるか、ちょっと自信がないですね。

 ちなみに、私もAIとの共創はじめました。4コマ漫画描いてます。よろしければご笑覧ください。

 作り方は以下記事参照ください。  

まとめ

 AIに人が感動する作品を作れるのかというテーマで考えたことを書いてみました。少なくとも、人と共同で作る作品だと自分は思いっきり心を動かされています。最初に条件付きと書いたのは、この人の手がまだ入っているという部分ですね。ただ、今後はより人の手が減っていくことになり、限りなくゼロに近くなるのは想像に難くないですね。

 たしかshi3zさんがAbemaTVで、この記事と同じ「AIが作る作品に人は感動できるのか?」という質問に「人が感動するかどうかは、それほど重要じゃない。人は、自然が作り出した夕日にだって感動できる」というような解答(映像みつからなかったので記憶頼りに書いてます、全然違ったらすみません)をしていました。うまく言えないのですが「なるほどな」と何故かめちゃくちゃ納得した記憶があります。

 良い作品つくる人が、クズ人間というのはよくあることですし、心がない(と思われている)AIが作る作品が人を感動させても、不思議ではない気がします。逆にいうと、感動できるということが(今のところは)人間の価値になるのかもしれません。

 数年後どんな状況になっているか分かりませんが、そのときこの文章を見返すと新たな発見があるかもしれませんね。こうした、自分のために文章を書くこと、読み返して考えるということも、人間ならではの行動なのかもしれません。

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